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中間管理職が会社の変革リーダーに変わるための7つの鍵

✔︎ 実践者としての姿勢で組織変革の突破口を開く
✔︎ タスク型からジョブ型への転身により、問題発見と解決の能力を高める
✔︎ 問題とパーパスを自分ゴト化し、柔軟性と適応性を持って変革を推進する

#イノベーション #中間管理職 #変革 #リーダーシップ


①組織変革の突破口を開く

変化の激しい時代に、その変化の畝りの中で組織の中に課題が散見されることとなる。多くの人がコンフォートゾーンに安寧としたまま、その課題にも変化にも気づかないふりをする。

まずは見えている課題に対して声を上げることが重要だ。しかし、それだけでは不十分でもある。実際に解決のために動き、周囲を巻き込む行動力が求められる。評論家ではなく、実践者としての姿勢が、組織変革の突破口を開く。

単に問題を指摘するだけでなく、実際に解決策を提案し、実行に移すことが中間管理職には特に求められる。具体的な行動計画を立て、チームメンバーを巻き込みながら、目標に向かって進むことが、現代に求められるリーダーシップだ。

②タスク型からジョブ型への転身

開いた突破口から変化を少しでも起こしていくためには、中間管理職自らがタスク型からジョブ型へ転身することが鍵を握る。

タスク型は指示された作業をこなす存在に過ぎないが、ジョブ型は問題を発見し、解決し、貢献する存在となる。それは自分ゴト化して変革を進めることにつながる。

ジョブ型は、自らの役割を超えて、組織全体の目標達成に貢献することを目指す。自分の職務範囲にとどまらず、組織全体の成功を追求するからこそ、より大きな影響を与えることができる。

③自分ゴト化して変革を進める

変革リーダーとして成功するためには、立場や役職に関係なく、自分の問題として変革に取り組む姿勢が必要だ。自分が詳しくない分野でも、助けを求めながら、積極的に学び、実践することで、組織全体の変革を推進し、リードすることに繋がる。

自分ゴト化することで、個人のモチベーションと組織の目標が一致する。個人の情熱が共感を呼び、仲間を増やし、組織内の障壁を取り除き、より協力的で革新的な環境を生み出す。そして、より大きな成果を生み出すことが可能になる。

④問題発見と解決の能力

変革リーダーには、問題を発見し、それに対する解決策を見つける能力が不可欠である。これは、単に既存の問題に対処するだけでなく、新たな課題を特定し、創造的な解決策を提案することを含む。

この能力は、組織内での観察力、洞察力、そして創造性を要求する。変革リーダーは、常に周囲の環境を注意深く観察し、新しい機会を見つけ出し、それを活用する方法を考える。

⑤コミュニケーションと影響力

変革を推進するためには、効果的なコミュニケーション能力と影響力が重要である。変革リーダーは、自分のビジョンやアイデアを明確に伝え、他人を納得させ、共感し、行動に移してもらわねばならない。

そのためには、説得力のあるコミュニケーションスキルと、人々を動かすための影響力が必要となる。自分の言葉を相手のわかるように伝える能力とともに、それを実行し成果に繋がるであろう人であると信じてもらわねばならない。

他人から「信頼に足る人物」と評価を受けるために誠実さや熱心さは最低限必要で、どんな仕事でも懸命にこなし、成果が出るまで責任を持って取り組み続ける姿勢を、背中で語ることが求められる。

⑦柔軟性と適応性

目的を設定し、未来を予測し、そのための手段を適切に選択しながら計画を立て実行することももちろん大事なことだが、同時に変革のプロセスは予測不可能であり、常に新たな課題や障害が生じる。そのため、変革リーダーには柔軟性と適応性が求められる。

変化する状況に迅速に対応し、計画を調整し、新たなアプローチを取ることができなければならない。柔軟性と適応性を持つことで、予期せぬ障害に直面しても、目標に向かって前進し続けることができる。

⑦継続的な学習と成長

変革リーダーは、常に学習し、成長し続ける姿勢を持つ必要がある。これには、新しい知識やスキルを習得するだけでなく、自己反省と自己改善も含まれる。

自分の強みと弱みを客観的な目線で分析し理解し、それを改善するために努力する。また、新しいトレンドや技術について学び、それを自分のリーダーシップスタイルに統合することも重要である。

継続的な学習と成長により、変革リーダーは、組織の変革を効果的に推進するために必要な知識とスキルをアップデートし続けることが求められる。


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