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イノベーションは「愛」から始まり「愛」によって広まる

夫は、実力に見合った露出を得られていない──。

そんな確信から、いきなり正社員の仕事を辞めると、自ら勝手に動き始め、超人気芸人のSNSにDM(ダイレクトメッセージ)を送り付け、そこで夫の知らぬ間に大型の仕事を獲得しまくっていく。

何しろ、今年初めの一月は25日も休みがあったのが、今や3日しかないほどだ。

かつてなら事務所を通さないと、こんな大物芸人との仕事なんて取れなかった。しかし、誰しもがSNSを使い、YouTubeもやってる今なら、そんな「中間」の存在にとらわれずに、思い切って直接飛び込めばいい。

今、一番面白いマーケターは「嫁」である

コンテンツだろうと製品だろうと、単なる仕事としてマーケティングをすれば売れない。現代はそういう時代になってきた。

大量生産大量消費の時代には、良いものを作って、それが良いモノだと主張すれば売れた。

モノが溢れるにつれ、F1、F2、M1、M2・・・といったターゲティングしたマーケティングがテクニックとして叫ばれるようになった。しかしまだまだあなたにとって良いモノだと主張すれば売れる時代だ。

インターネットが普及し、実際にデータによって個人の把握が行えるようになって、ターゲティングは加速した。さらにテレビや新聞と違い即座に変更が行えることから、PDCAもそこに加わった。ネット上にはツールをいかにテクニカルに使ってモノを売るかという情報で溢れかえった。

確かに昔はそれでモノが売れた。しかしそうした広告を何度も浴びた顧客が学んでしまった結果、企業のメッセージをそもそも信用しない時代へと移り変わった。広告が見られない時代に。

テクニックを駆使するマーケターは、広告を広告として見せない手法を編み出した。ブランデッド・エンターテインメント(エンタメコンテンツのような広告)、プロダクト・プレイスメント(映画の小道具を製品に置き換え)、インフルエンサー・マーケティング、ステルス・マーケティング・・・。

それさえも顧客は学んでしまった。今や企業からのメッセージはどのような形であれ敬遠されるようになった。テクニックによるマーケティングで顧客に刺さる時代ではなくなったのだ。

唯一顧客が受け入れ続けているのは、テクニックによらないマーケティングだ。それは「」。

私がこんなにも良いモノを作ったのだ。というプロダクトに対する「愛」。

あなたをこんなにも愛しているからこれを作ったのだ。という顧客に対する「愛」。

未来をこうやってより良くしていきたいんだ。という社会に対する「愛」。

溢れ出る「愛」が伝わった誰かが、そこに共感してくれた時、共鳴が生まれ世の中にムーブメントとして広がっていく。これこそがイノベーションの原点であり起点なのだ。

周りがどんどん売れていく中で、なんでこの人だけ売れないのだろうと、とにかくもどかしかった。

そこで、もちろん松竹には感謝しているのですが、やはり推さない事務所にも原因があるのではと思ったのです。というか、事務所は普段のみなみかわを見ていないから、魅力が分かっていないのではないかと。

であれば、私が発信するのが一番合理的です。結婚してもう13年ほど一緒にいるし、みなみかわのことを一番分かっているのは、マネージャーさんじゃなくて、私だと思ったのです。



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