実存と狂気

この世界に生きている者はみな、
「実存」が掴めず、
常に発作に見舞われる。そこからポエジーが発芽する。
詩を書く行為は発狂と似ている。

誰もが遅かれ早かれ世界から投げ出される。
単なる個人の生活や情緒の問題、
あるいは歴史記述の遊びをしてはいけない。

こうしてまた、ポエジーという狂気、詩作という発狂と
神の発現あるいは魔の出現としての作品が俺というメディアを通じて提出される。


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