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取材のノウハウ Ⅱ-2

だいぶ間があいてしまいました、取材のノウハウ当日編その2は[寿命をいただく]です。
あ、いえ、インタビューアーは死神になるくらいの覚悟で聞きましょう、なんていうことじゃなく。

大切な「人生の時間」をいただくことを、しっかり心にとどめておきましょうという平和的なテーマです。ちょっと偽善に聞こえるかもしてませんが、私の考えは以下になります。

過激な表現をすれば、人生の時間=寿命の一部分です。だって人の致死率は100%、人生100年時代と言ったっていつかは死にます。Perfumeの歌にもありましたよね、そんなフレーズ。だから時間は誇張じゃなくて貴重なもの、他人が勝手に持っていってはならないものだと思います。

だから下準備もたくさんするし、何よりインタビューの時間を楽しんでいただきたい。良い時間を過ごせたと満足して帰っていただきたい。

そして、そうした意識でいると「今日は貴重なお時間ありがとうございます」の言葉にも、事前に気持ちがこもります。単なる決まり文句のご挨拶ではなくなります。

ほんとに心から貴重な時間と思うこと。これは取材を始める前の、大切な心の儀式です。私にとっては。

ではでは、また。


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