マーケティングから意識できるクリエイターは、どこにいるのか。
ちょっと過激な論調かもしれませんが、よくあるマーケティングの記事を読んだり、ウェビナーに参加して思うことです。
作り込んださすがの理論を読んだり聞きたりするたびに感じるのが、では、私の業界や顧客は「具体的に」どうしたら良い?という疑問です。
その「具体的な」の内訳の急先鋒が、その理論を実践する表現への接続、特に言葉の振り回し方なんですね。
たいてい先例の説明の中に、実績としての表現や言葉も含まれている。それを自分事化する際に、手法はあてはめることができたとしても、手法の先にある表現までを真似することは難しい。同じような表現だと、「これ、どこかで見たことある」「どっかの真似じゃない?」と、なってしまう。
だからこそクリエイターの出番となるわけですが、そもそもそこを分業することって、非効率ではあるまいか。全部完璧とは言わないまでも、マーケティングから意識を持てるクリエイターの必要性を、あらためて感じています。
クリエイティブに特化した職人タイプもニーズは不変だとは思いますが、もっと上流から組み立てられるハイブリット型の、たとえばコピーライター。1行に人生をかけるのではなく、顧客の発展をゴールの真ん中に置く人たち。そうした存在が、当たり前のように、もっと増えていってほしいものですね。
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