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便乗は危険

これまで何度も社長インタビューに呼ばれて、お話を伺ってきました。
そこで何度か見かけたのが、「せっかく社長に会えるのだから、売り込みもかけよう」という営業サイドの動きです。

事前に広報や秘書室を通じて、そうした会話もさせてください、というやりとりが成立していれば問題ないとは思います。

しかし、中には、「インタビューの時間を巻いてくれ、空いた時間で提案したいから」と、乱暴な進行を要求されることもありました。で、これは最悪なんですね。

まず、社長に取り次いだ、社内の部署や人たちの顔を潰します。
次に、聞いてないぞと不快に思ったら、ご本人の警戒レベルが爆上がりになります。本当に「気」が変わります。伊達に社長まで上り詰めてない、ということです。

実際、営業が話し始めた途端、今まで笑顔だった社長の顔が、一気に厳しくなった場面に出くわしたことも・・・。その時の私はと言えば、「ああ、やっちゃったね」でした(苦笑)。

まずは次のアポのジャブを打つくらいから、自社のできることの、軽い説明くらいから。決して段取りを省略して、慌ててはならないのです。

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