事例記事作成における「冒頭」のコツ
「自分たちでサービスの導入事例を書いて、サイトで公開してはいるのですが、もっといい書き方ってあります?」
そんなご相談を先日受けました。今回は私が思う、事例記事作成における導入文のコツを2つほどご紹介したいと思います。
読んでる人の「課題」に触れる。
結構、導入文で、「今回は○●県○●会社様の事例をご紹介します」とか、「弊社商品の○●についてご紹介します」とか、発信側目線の冒頭になってしまってる記事はよくみかけます。おそらく作成者からすればどの記事もフォーマット化したい、キレイに揃えたい、という意味で定形化しているのだとおもうのですが、ちょっともったいないなーと。
「○●でお悩みの方っておおいですよね。」
「○●って、よくありますよね」
みたいな感じで、冒頭に課題のことをもってくる。「この課題を解決した事例を、このあと話しますよ」と、早い段階で伝えるほうが、読み手には「あ、私に当てはまる話だ」と読みすすんでくれやすくなる気がします。特に、長文の導入事例記事の時は尚更。
読んで欲しい人が「気になる話題」に触れる
例えばうちの会社の場合、ダイレクトに広告を検討している企業様に記事を読んでもらうのも大事ですけど、「お客様候補」にも見てほしいなと。
あ、お客様候補、とは「いまは仕事頼まないけど、ウチの考え方いいなあ」と思ってくれる人・企業のことです。
ご自身の趣味やプライベートで調べものをしている時、ふいにうちの会社を見つけてくれたりまた、知人から紹介されてうちのサイトをみてくれたり。いろんなキッカケでJAMSTOREやこのnoteにたどり着いてくれた時に、「へえ、この会社(この人)の考え方、いいなあ」と思ってくれたら、いざ広告を出したい、クリエイターを探したい、となった時に、思い出してもらえるんじゃないかと。時間のかかる話ですが、コツコツとファンを増やす、そんな活動においては、自社の商品・サービスに関することだけを直接的に論じるのではなく、裾野広く、トレンドワードや検索されそうな話題について振れ、考えを伝えることも大切なのかな、と思っています。
以上、今回は導入文に関するコツを2つほど挙げましたが、次回は記事本文についても少し綴ってみたいと思います。
ではまた。
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