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文章の力で、日本から世界を変えていくと宣言してみる。(ライター募集)

ライターを募集したいと考えています。

SNSでそう発言したあと、何名かの方々からお問合せをいただきました。日本国内にはまだまだライター需要というか、ことばで何かを伝えたいと考える人が少なくないのかもしれない。

そう考えると嬉しくもなり、同時に、早めにライター募集のエントリを書いたほうが良さそうだなと思い、いまPCの前に座っています。

募集したいのは、一見すると真逆に思える2種類のライターさんです。その背景にある想いから、少しお話をさせていただければと思います。

求めるライター像はどんな人?

今回募集するのは、

① 伝統文化産業に知見と関心のあるライター
② 経営者の話を整理して伝えるブランド広報

の2種類です。

はじめに一番気になるであろう報酬の話に触れたいと思うのですが、①についてはボランティア、つまり「プロボノライター」として無償で手伝ってくれる方を募集したいと考えています。

②は有償のものなので、また後半に触れたいと思います。

①のライターさんに求めるのは、金額的な報酬よりも、自分が話を聞いてみたい伝統文化産業まわりの方々に「会える、話せる」がモチベーションになること。

…というと少し解釈が難しいので、初めに「メディアコンセプト」をお伝えします。私たちSolénaが作ろうとしているのは

伝統文化産業の『伝え手』だけに見えている世界観を捉えるメディア

です。

これは伝統文化に限ったことではないのですが、世の中に価値を生むプロダクトやサービスというのは、人の根底にあるインサイトに刺さる取り組みであることが多いです。

下記の記事で話されている内容はまさにそのポイントを深く突いていて、「作り手」による価値の創造がおこなわれています。

これは、「作り手」と「伝え手」が社内に共存しているケースなのですが、世の中的にはまだまだこの2者の乖離が起きている気がします。

見栄えだけで中身のない商品が淘汰されていくのは自然なことですが、中身に価値が内包されているにもかかわらず、「伝え手」としての力不足が否めないばかりに淘汰されてしまうのは、とても大きな損失だと思っています。

そんな中、伝統文化産業の「伝え手」たちは、非常に深いインサイトを様々な視点から読み取り、それをことばや写真、映像にして届けます。

彼ら彼女らが、いったいどんな世界を見ているのか? それを捉えるメディアを始めようと考えている、というわけです。

もしあなたが、伝統産業やモノづくりの世界に興味があり、それを届ける「伝え手」たちだけに見えている世界にも興味があるならば…。

ぜひ一緒に、その世界を旅できたらと思います。

冒頭にこちらのプロジェクトでは「プロボノライター」として金銭的な報酬のないカタチでお願いしたいとお伝えしましたが、別の対価として、

1.本質的なメディアの在り方を探求するコミュニティへの招待
2.ライティングやインタビュースキルを高めるための研修

にてお応えできればと考えています。

つまり文章力そのものよりも「会いたい、話してみたい」という好奇心がまずは重要なお仕事です。

「本質的なメディアの在り方を探求する…」って何ですか?

と思われた方は、下記の記事を参照リンクに至るまで読み込んでもらえたらと思います。

株式会社ソレナ(Soléna)として体現していきたい世界がそこにあります。

詳しくはまた、お問合せ後の面談の中でお伝えできたらと思います。

ブランド広報室のライター募集

ここからは有償でお願いするライター案件、募集に関する内容になります。

私はいま、いくつかのSNSやプラットフォームを使う中で、全国の起業家や経営者の方々と接点を作りやすい環境にあります。

そういった方々に対してnote運用の長期契約(3ヵ月~)を結びますので、定期的にインタビューをして、記事にするのがお仕事になります。

※ 以下、この仕事内容を「ブランド広報」と呼びます。

社内調整中ですが、単価的には業界平均よりもやや高めの設定で報酬を出せるのではと考えています。詳しくはお問合せをいただいた後に、面談の中でお伝えできればと思います。

インタビューして記事にするだけで価値は生まれるの?

そう感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、これまで観察やヒアリングを繰り返してきた中で、一定の需要があることがわかっています。

・壁打ち相手と話して思考整理をしたい
・ブランド浸透により指名買いされたい
・ブランド浸透により採用に強くなりたい
・発信力を磨き、登壇の機会を得たい

これらのニーズは、確かに存在しています。

ただしこれらは短期売上ではなく、長期に及ぶ投資回収になるため、私も「売れそうで売れないのでは…」と懸念がありました。

本質的ではないけれど、短期の売上に直結するような施策が必要なのでは…と常に考え続けてきました。

その中で見えてきた2つのことがあります。

1つは、数は少ないけれど、確かに本質的な視点からものごとを捉えている経営者の方は存在するということ。

そしてもう1つが、中長期のブランド広報の取り組みの中に「短期施策」を盛り込む方法(仮説)を見つけられた、ということです。

何が言いたいのかというと、商談成約率を上げられる方法が見つかった可能性が高まり、案件も増やしていけるかもしれない…ということです。

ご依頼は、まずライターとしての適性試験と、今後どんなことがやりたいのか、当社(Soléna)の理念と適合するかなどをオンラインでの面談を通して確認後、案件をお願いしたいと考えています。

ただすぐにお仕事を依頼できる状態にあるわけではなく、案件が届き次第、順次お願いする形になると思いますのでご了承いただければと思います。

「ニワトリタマゴ問題」で、ライターさんがいないと案件が取れないし、案件がなければライターさんを雇えないという課題に悩まされてきました。

色々と思案した結果、まずはライターさんの採用から試験的にスタートさせてみようと考えるに至りました。

ところで、日本から世界を変えるとは?

最後になりましたが、この記事のタイトルに付けた「文章の力で日本から世界を変える」とはどういうことなのか。

いま日本では、文化やモノづくりの「作り手」と「伝え手」がつながる取り組みをされている企業が増えてきていると感じています。

中川政七商店が運営する、大日本市(だいにっぽんいち)には私も共感するところが数多くあります。

大量消費社会の中で、没個性化の形でアイデンティティを失った私たちは、自分探しの旅に出たり、コーチングを受けたりセミナーを受けたり、色々な方法で「自分らしさ」を求めるようになった気がしています。

その手段のひとつとして、”感性にあふれた世界の実現” は、かけがえのない一翼を担うのではないかと考えています。

モノや体験に個性があるから、それを選び取る私たちにも「選んだ基準」が浮き彫りになり、それらを辿ることで自身に眠る価値基準や「らしさ」に気づいていくのではないかと思っています。

繊細な表現力を持つ日本語の文章と、モノづくりや伝統文化が育んできた中で磨かれた感性をつなぐ役割を、私たちは担っていきたいと考えます。

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下記のフォームよりご応募ください!

※現在ライターの募集は締め切らせていただいております。また募集の際にはこちらのnoteにてご案内させていただきます。


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