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KANAZAWA Sensuous City

金沢に生まれ育ったお陰で‘この街特有’の感じ方、嗜好の偏り(^_^;)みたいなものが自然と育まれてしまった、様な気がする。降水量が多い割には日照時間はそこそこ(ザックリ東京の9割) 頻繁に降り上がるこの街では‘遥かなる雨上がりの空’が頻繁に出現し、虹も珍しくない。街中に雨の釉薬がかかって艶々しているところに陽が差す光景の美しさはこの街のデフォルト。雨がもたらす湿気による濃厚な季節の香りは折々の記憶に深く結びつき‘思いがけないタイミング’で喚起され不思議な心持ちになることもしばしば。普段の生活の中で感じるこの街の魅力をカタチにすべくまあ・・ダラダラ創作活動している中から‘KANAZAWA Sensuous City’ご覧下さい。
※Sensuous City[官能都市]はHOME'S 総研所長の島原万丈さんが提唱された都市魅力判定基準。「これは素敵だ!」と島原さんに連絡&‘使用許諾’頂き済み。
※トップのイメージフォトは雨の21世紀美術館外壁越しのオラファー作品。

曲は2008年のアルバム(なんて今は言わない?か)VESPERからvesper。金沢旧市街の初夏の真夜中に満ちる甘く妖しい香り、底知れない闇の魅力を‘そのまま’伝えるべく作ったエレクトロジャズ(っていうのか?まあ)いろいろ‘和’なハーモニーが出てくるのは特に意識したワケじゃなく自分の家からすぐの‘金沢猿丸神社’を包む闇、を念頭においていたから(作曲のほとんどは‘記憶を曖昧なまま’音に置き換えたい欲求がモチベーション)‘宵の明星’(日没後に西の空に輝く金星)というタイトルなれどまあ・・
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