【夏休み特別企画】親の読書感想文への関わり方
こんにちは!ひろたんです!
今回は、hibiya's storyから離れます。
子どもたちは夏休みですね!
夏休みの宿題といえば、読書感想文!!
私も、小学校の頃は、一番苦手だった宿題です。
娘が通う小学校では、読書感想文は必須課題ではありません。
選択式なのです。
現在4年生。
2年生と3年生時に、読書感想文を行いました。
2年生の時は、消去法で、
絵を描くのが大変という思いから、読書感想文を選びました。
3年次は、2年生の時に読書感想文をやってみて、
国語の力がついたという実感が本人にあったらしく、やりたいと言ってやりました。
ただ、ゼロから、読書感想文を書くのは、難しい。
今回は、昨年の読書感想文で、私が子供にどう関わったかを、ご紹介します。
1. 子供が読みたい本を選ぶ
課題図書の中から、娘が一番興味のある本を選びました。
買ったのは、書店ではなく、オンラインショップで。
タイトル、表紙の絵を見て、昨年娘が選んだのは、
「フードバンクどろぼうをつかまえろ!」
自分で自分選んだので、最後までやり遂げたい!という思いもより強かったように思います。
2. 読んで、感動したところに付箋を貼ることを提案
【読む前に提案したこと】
感動したところ、心が動いたところ、うれしかったこと、悲しかったこと、印象的な言葉・せりふ に付箋を貼ってみよう!
その付箋に、感動した内容、言葉などなど、思ったことをなんでも書いておこう!感想文を書く時に、思い出しやすいよ!
私は、夏休み中も仕事に行くので、日中作業をするのは娘一人で。
たくさんのメモ付き付箋を貼っていました!
子供のお気に入りの色や形の付箋を使うのも、貼るのが楽しくなるかも!
3. 読書感想文フォーマットに一度書かせてみる
たくさんの付箋を貼り、その感性にまず拍手!!
ここから、書く作業へとうつります。
でも、最初から、原稿用紙は使いません。
ネットで検索すると、読書感想文を書くためのフォーマットがたくさんでてきます。どれかを選び、まず子供に書いてもらいます。
4. 親は、壁打ち相手になる
フォーマットには、最初は「面白かった、うれしかった」など、漠然としたことしか書いてこないかもしれません。
そこからが、親の出番。
・何が面白かった?
・どこら辺が興味わいた?
・登場人物は、どう感じたからこうしたのかな?
・自分ならどうする?
・同じようなことあった?
・なんでそう思う? などなど
壁打ち相手になって、たくさん質問をしていきます。
すると、フォーマットには、一行しか書けなかったことも、どんどん内容を膨らませることができます。
まだ、慣れていない場合は、親がその内容を書いてあげるのがいいかなと思います。
高学年になってきたり、回数を重ねていくと、そのふくらまし作業が自分でできるようになるかもしれません。
私は、娘が書いたフォーマットをもとに、白紙にマインドマップのように、娘から発せられた言葉を書いていきました。
中学年(3・4年生)の文字数は、1200字以内。
娘が書いた内容を膨らませていけば、十分この文字数に達するものになりました。
5. どんな風に書くのか、流れを説明
読書感想文というのは、構成というものがあるようで。
はじめ: あらすじや選んだ理由
なか: 心が動いたこと、感じたこと
まとめ: 本を読んで感じたこと、考えたこと
それを、子どもにも伝えました。
理解はできてるかは、わかりません。
6. 下書きで、一度原稿用紙に書かせてみる
自分が作り上げてきた、付箋、フォーマット、マインドマップを見ながら、一度書いてみます!
はじめから、素晴らしいものはできません!
練習です。
ポイントは、
これは練習だから、間違えてもよいこと、本番ではないこと、
まだ道は続くことを十分に伝えておきます。
2年生の頃、それを言ってなくて、娘は書き終わった!と思っていたのに、書き直しをさせてしまい、プンプンになったことがあります。
一度書くことで、原稿用紙の使い方もその時に教えることができます。
7. 日本語が伝わるように。また、内容の補充も提案
私は、とくに素晴らしい感想文を書くことが目的とは思っていません。
この本を読んだことで、何かを考えたことが大事だと思っています。
なので、修正も必要最低限。
・この言葉を変えたほうが伝わりやすくない?
・この言葉、とてもいいから、残したい!
・もう少し、内容を膨らませたら良いなと思うところも提案!
娘の原稿をベースに、娘と一緒に赤を入れていきます。
ポイントは、
赤は間違いではないと伝えること。
よりわかりやすく、素敵な作品にするためのもの。
娘の考えたこと、書いたことが、間違っているわけではないということを伝えることで、自分の考えに自信を持ってもらいたいなと思います。
8. ようやく清書
一つの作品がようやく完成します!
親も、達成感!(やったのはこども笑)
ここまでの過程で、やり取りしたことを思い出し、こどもの成長にも嬉しい気持ちになります。
こどもも、親とのやりとりや会話を通して、
また、一つの作品を作り上げたことで、何か感じてくれたらうれしいですよね。
2024年夏も、こんなふうに、読書感想文の壁打ち相手になりつつ、娘と対話できる貴重な機会を大事にしたいなと思います。
2024年の読書感想文、実際にどう関わったか、音声と画像で公開してます!
↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?