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仮想通貨 vs 国民国家

暗号資産(仮想通貨)が史上最大の破綻劇に揺れています。
経過は報道に譲ります。たとえばこちらとか。

代表選手のビットコインをはじめ、マーケットは大崩れです。

仮想通貨の未来を信じる人たちの間では、「仮想通貨は冬の時代に入った」「いや氷河期だ」と悲観ムードが広がっています。
一方、懐疑論者は「もともと、ただのバブルだった」「予想された事態」といった厳しい声が聞こえてきます。

この文章ではもうちょっと引いた視線で、長年の私の持論を書いてみます。お酒の席などで親しい友人・知人には披露してきた話です。

私の持論は「仮想通貨は国民国家に勝てるのか」という問題意識がベースにあります。

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