2020-7-10 日記. ベンチャー企業の研究者: 愚かでも一番最初に質問する人間になる

大学院にいた頃に大事にしていた考えがある.

それはアホになるということだ.

徹底的にアホになる.

自分は割とプライドが高い方で, いろんな人にも指摘されたことがある.

高校を中退する前後から, プライドをうまくコントロールすることを心がけていた.

自分にとって一番辛いのは成長できないことだったり, 経験したことがないことをそのままにしておくことだったりする.

アホになりきれない. バカに思われたらどうしようとか, そういうことはもちろん考えるけど死ぬわけじゃないしきっと誰しも忘れると思って行動するようにしている.

その1つに, 一番最初に質問する奴になるというものがある.

最初に質問する人間には, いろんなデメリットがつきまとうと思っている.

バカな質問がバレるし, 何言っているんだと思われる.

でも結局人は数年後には誰が質問したかなんて忘れるので, その程度だと思っている.

ただ良い質問であれば, 覚えてもらえるしその後の議論も弾む. そこから仲良くなるかもしれないし.

長期的には, 最初に質問することのメリットは大きい.

一度だけトーク中に, ポジションが空いているから興味がある人がいれば, 声かけてくれと言われたことがある.

実際に声をかけたら, 邪険にされて, あとでメール送ってくれと言われたので, 実際に送ったのだが結局返事は来なかった.

相手にしない理由づけだったのだろうと思う.

正直これを経験してから, 拒絶される練習になったと思っている.

このあと, 就職活動で, 2回ほどお祈り通知みたいなものを経験した.

さらに, Googleのリクルーターからgithub経由で連絡がきて, インタビューされたが, 結局連絡は来なかった. あれはリクルーターの練習にされたのだろうと思っている. そのつもりで私もインタビューを受けたのでよかった.

私自身もリクルーターを練習台にすることがあって, 他の学生にはそういう心算でやってもらいたいとも思っている.

アホになれば世界が見えてくる.

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