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2024シーズン レノファ山口FC 新体制発表会見を見て感じる「 再現性のない戦いへのピリオド」と「新たなクラブの幕開け」そして「サポーターができること」

2024年1月6日(土)、レノファ山口FCにて新体制発表会見が開かれました。
一つの時代が終わり、新しい時代が始まっていくことを強く感じさせる会見でした。そして今シーズンがとても大事な年になると感じています。

そして、チームスローガンから考える「サポーターができること」に触れたいと思います。




2024年:チーム目標

「勝ち点55」と「失点45」

今年のシーズン目標が発表されました。クラブの共通認識がないなかで発表されてしまっていた「TOP6」や、やるからにはJ1を目指すというものではなく、具体的な目標値が設定されたことで、基準ができました。


勝ち点55は高い目標です。今シーズンは38試合と昨シーズンより4試合減るので、平均勝ち点では約1.45点。
5試合で勝ち点8、10試合で勝ち点15、20試合で勝ち点29、30試合で勝ち点44と考えると昨シーズンとは見える景色が変わっていくに違いありません。大いに期待しています。


「失点数」が目標に


就任会見でも強調されていましたが、「守備構築」をチームとして本気で目標にしていることが伝わってきます。得点を取ることはもちろんですが、守備がきちんとできているかどうかをサポーター側もチェックをしていけると良いなと思います。レノファニスタなどでの発信に期待!

チーム目標の設定にあたって


今回の目標設定にあたっては、一見するとJ1昇格を諦めているのか!とかレノファは攻撃的なチームではなかったのか!いう声が出てきそうな中であることを考えると、発表までにおそらく関係者への事前説明も大変だったろうなと思います。クラブの皆様、大変ご苦労様でした。


昨シーズン22チームの中で20位です。20位のチームは急に優勝できないので、健全な道を進んで行っていると思います。しかし簡単に達成できる目標ではないと思います。
目標設定できるための選手が集められていると信じて今年も応援します。




「 再現性のない戦いへのピリオド」と「新たなクラブの幕開け」


新体制発表会見やコーチ陣の刷新を見た上で私として強く感じたのは、2018年前半に大躍進を遂げた当時のレノファを目指す戦いとの決別です。

2018年は小野瀬選手、オナイウ選手、高木選手らの個人の力がかみ合って勝ち星を積み重ねてJ1への期待が高まりました。しかしシーズン後半では選手移籍により勝てなくなってしまいました。。。
その経験を経て、選手が入れ替わったとしても組織としての力をつけることを目指す戦いが続いていました。


私見ですが、レノファは2018年前半の再現を目指してずっとチーム作りをしていたのでしょう。そして、再現できないという結論を出したのだと思います。
いろんな経験を経た中でもJ2で戦いを続けることができています。2018後半から2023年までに試行錯誤したことは無駄ではなかったと信じたいですし、すべての経験が2024年につながっていくものと信じています。

そういう意味では、中山元気コーチに大変期待しています。歴史を紡いでいくという意味で中山さんの力が必要です。よろしくお願いします。




2024年:目指すサッカー

⒈能動的なアクション

⒉組織的な守備

⒊素早い攻撃


これらはこれまで以上に頭を使ってサッカーをするということだと理解しました。ボールを保持すること自体が目的化されてしまっていたような状況となってしまっていた中で、状況に応じてどのようにプレーをすれば良いかをまずは選手一人一人が考える。そして、それを全体で共有しながら、修正しながら戦う。
志垣監督がうまく整理してくれるものと信じています。




クラブ経営:中期目標の設定

<2024年>
・順位目標は決めずに、勝ち点55と失点45が目標
・チーム再構築
・売上高13億円
・平均入場者数 5,500人/1試合

<2025年>
・TOP 10
・売上高15億円
・平均入場者数 6,500人/1試合

<2026年>
・TOP 6
・売上高18億円
・平均入場者数 8,000人/1試合

正直言って、こんなにうまくいくはずはないのですが、、、3年で徐々に強くなると宣言したことに意味があります。
そして、山口県のスポンサーはすでにたくさん協力してもらている(おのずと限界もある。)。そうすると、見に来たくなるような試合をして入場者数を増やしていくということかと思います。


サポーターができること(スローガン:総力)


観客数を増やすことにフォーカスを当てるとサポーターが新たな方に声をかけて一緒に観戦に行く!ことかなと思います。

そのためにチームは見ていて面白い試合をして欲しいと思います。仮に負けてしまったとしても得点のチャンスが多いといった試合内容の面白さをぜひともお願いしたいです。

加えて、場外のイベント・食事の充実・グッズの配布なども含めて、初めてレノファの応援に来た方がもう一度来たいと思うような工夫をクラブにはぜひお願いしたいです!

スローガン「総力」に関しては、渡部社長から「レノファに関わる皆さんとの総力戦」という話もありました。

今シーズンはとても大事な年となります。クラブとサポーターの総力戦を楽しみましょう!



最後に、私の目標


私としても「東京でのパブリックビューイング」「東京ならではの活動」を通じて、レノファを知ってもらう機会や関心を持つ方を一人でも増やしていきたいと思っています!

なお、私が漠然と考えていたことをすでに整理されて実践して発信されている方がいましたのでご紹介します。noteの活用もこれまで以上に実践していきたいです。
みなさま、本年もよろしくお願いします!

#note書き初め