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日本酒バルでぐるりと滋賀の酒蔵一巡り

こんにちは、結城弘です。
2022年が来たと思ったらあっという間に年の瀬になり、いよいよ今年最後の日を迎えました。

今年は例年よりも冷え込みが厳しい気がします。
寒い時は体を温めたい。コーヒーもいいし、お酒を飲むなら温かいものがほしい。

温かいお酒。
日本酒…

熱燗

というわけでもないですが、先日、友人と二人でしっぽり日本酒を楽しんできました。

訪れたお店は滋賀県は近江八幡市にある、「日本酒BAR masu/masu」さん。県内でも珍しい日本酒のバルです。

「日本酒BAR masu/masu」さん外観


一段と冷え込みが厳しい夜道を駅から歩くこと数分。住宅街の中にポツンと現れたのは、モダンレトロな外観で私の性癖をくすぐるお店。

内観の写真を撮るのを忘れていたのですが、どこか隠れ家的なバーの落ち着きを漂わせつつも初めての方でも気軽に入れる雰囲気がありました。

滋賀の地酒たち

まずは友人と今年一年のお互いの労をねぎらいつつ、お通しで乾杯。

メニューを開くと、滋賀県の酒蔵の銘柄がずらり。

他にもビールやウイスキー、全国の地酒などもありましたが、友人と相談して決めたのはこちら、


滋賀の地酒15蔵の飲み比べセット」(3000円)

せっかく地元のお酒を味わえる場所にいるのだからと、厳選された県内の15蔵のお酒を楽しめるセットをシェアすることにしました。


やがてやってきた地酒セット。15蔵の冷酒がずらり。
お互いに気になる蔵のお酒を選んで、感想を伝えあうスタイルで飲むことにしました。

そして肴としてまず注文したのがおでん。
ここまで歩いてくるのに凍えきった私たちはおでんを見つけるなり、即注文。


熱々のおでんだねが体に沁みわたる……

肴をつまみ、チェイサーをきちんと挟みつつ、順々に猪口をピックアップしていく私たち。

ときに戦国時代に思いをはせたり

ときにジェットストリームアタックを仕掛けたくなったり

時代も次元も越え集った個性のコラボレーションに、舌鼓も杯を干す手もどんどん進みました。
個人的に最近開拓を始めた松瀬酒造さんの「松の司」も飲んでみたかったけど、友人の推しのお酒だったので譲りました。

さて味の感想ですが、どれも特長をしっかりと感じるおいしいお酒だったので、どうしよう。

説明していくと長くなりそうなので、一つだけご紹介することにします。

笑四季(えみしき)酒造さんの「笑四季Sensation 白」


笑四季Sensation 白


初めて聞く酒造さんのお酒だったので気になって飲んでみたら、すっきりとした甘みが最初から最後まで突き抜ける、さわやかでおいしいお酒でした。

Twitterでも呟いたのですが、滋賀県のお酒って、どれだけすっきりとした味わいでも米の旨みをしっかり感じられるのが推しなんですよね。

肴のメニューも豊富で、特に二人のお気に入りだったのが

「酒盗のチーズピザ」

酒盗のチーズピザ

発酵食品を使っていることだけあって、鮒ずしのような風味がチーズとピザにマッチし、旨みが深くとてもおいしかったし、何より日本酒がめちゃくちゃ進む。酒が盗られる。

おいしい地酒と料理を堪能し、お互いの近況や来年の抱負を語りつつ、私たちはすっかり満足して店を出ました。

夜道を並びつつ友人が漏らした一言、
「今、めっちゃ気持ちよく酔ってるわ」

決してガバガバ飲み食いしたわけではない私たち。

酒も料理も八分目。残った二分に楽しい気持ちを注いで、満たされる。

お酒の楽しみ方ってこれでいいんだなと思いつつ、友人と別れ、帰路につきました。
体も充分にあったまって、年末年始も頑張れそう。

そして編集してて思いました。
熱燗飲んでねぇや。

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ここまで読んでいただきありがとうございました。
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