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取り入れた化学物質を排出するには②

今回は、取り入れた化学物質を排出するには?
の第二回目です。
②本物調味料を使いましょう!
 私は、食のお話し会などを通して
「本物調味料」はお薬と同じですよとお伝えしています。
 例えば、醤油、味噌、味醂などは、醗酵調味料です。
乳酸菌発酵、アルコール発酵などの力を利用して大豆や、小麦粉、米などを長い時間かけて発酵させて作ります。
前回お伝えしたように、発酵食品には、腸内細菌を整える力があるのです。
 これによって、腸内環境が整い、善玉菌達が
活き活きと活躍して、有害なものを取り込んでも速やかに体外に排出してくれるのです。
 食べ物から摂取した有害な化学物質は、
腸の状態が良ければ8割は、排出してくれるという説もあります。
 ところが、残念なことに、現在たくさん出回っている調味料には、「調味料もどき」のものが、多数見られます。
「調味料もどき」とはどういう意味でしょうか。
それは、安価な食材(例えば遺伝子組み換えの安い大豆など)を使って、添加物を大量に使用して
本来なら10ヶ月〜1年以上かけて作られる調味料を
ほんの1ヶ月ほどで出荷される調味料に似た商品のことです。(ただし、商品パッケージには、ちゃんと調味料の名前が記載されています)
 流通側としては、安く早く大量に流通させることでコスト削減に繋がるメリットがあります。
 消費者側としては、調味料が安く買えるから
「食費のコスパが良い」となります。

 ところが、そのような調味料もどきは、本来の
身体を整えるというお薬としての働きはなく、
むしろ、添加物などの化学物質、遺伝子組み換えの安い材料、ポストハーベスト(収穫後農薬)の施された安い小麦などを多用してる分、薬とは反対の毒を摂っているのではと思わざるを得なくなるのです。

 値段だけで比較すると、「損した得した」の世界ですが、実はこんな言葉もあるのです。

「安いには裏がある」
「高いには背景がある」

毎日使う調味料を選ぶ時には、是非値段のみで選ぶのではなく、「本物」かどうか、で選んで頂きたいですね。

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