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がん様様

2011年7月28日に、私はこんなことを書いていました。


先日、某栄養雑誌の編集者の方とお話をする機会がありました。その時に聞いたことばが「がん様様(さまさま)」。

がんを患ったことで、自分の好きなように生きてみようと決心し、それまでの仕事を辞して、毎日笑えることをした。その結果、その後の検査でがん細胞が消えてしまった。
がんになって自分が愉しめる人生になった。だから「がん様様」なのだ。

ちょっと私の脚色が入ってしまったかもしれないが、そんなお話だった。
この編集者の方、今度、がんと栄養についての記事をまとめられるのだそうだ。

がんに限らず、病気にかかって、はじめて人は健康であるありがたみを実感する。ストレスフルな社会に身を置いて、自分のしたいことをたくさん我慢しながら生きています。

社会生活をしていくためには仕方のないことなんだ!
多くの人がそういいます。

でも、本当にそうなのでしょうか?

あなたはなんのために、この世に生まれてきたのでしょう?
いま一度、自分に問うてみてください。

社会とは、人間の共同生活の総称。また、広く、人間の集団としての営みや組織的な営みをいう。

Yahoo! JAPAN 辞書

共同生活を営むために、なぜ自分を殺さなければいけないのでしょうか?
そんな社会は、おかしいとは思いませんか?

先の方が変えた生き方のように、「病気様様」で生きてみませんか?
体調に変化を生じた時、身体がなにか症状を発した時、
そのメッセージに耳を傾け、その意味を自問し、
いま自分のしたいことは何かと、問うてみましょう。
そのニードを大切に、いまできそうなことを1つ、行動としてアウトプットしてみましょう。
きっとそこから、あなたの人生は愉しくなってくると、私は確信します。

前に、宗像恒次のこんなことばを引用しています。

…病気というのは捉え方を変えれば、身体症状や精神症状、行動症状といった症状という形でのサインを発して、私たちに気づきや成長のチャンス、あるいは重大なメッセージがあることを知らせてくれていると考えられる。…病気が知らせてくれているチャンスを生かし病気を成長の糧にするためには、単なる気分転換や気晴らしに終わることのない本当の意味でのストレスマネジメント、患者本人の意思による行動変容が必要…

宗像恒次:患者を感動させるコミュニケーション術(2005、ぱる出版)

以下の記事も参考にしてみてください。



いかがですか。
いま、自分で読み返してみても、やっぱり多くの方に、このことを問いたいと思います。

あなたは「病気様様」で生きていますか?

病気を必要以上に恐れると、いま流行のおかしなものを体内に入れてしまうことも厭わなくなります。その結果、自然免疫が破壊され、突然がんを発症し急激な進行の末、あっという間に亡くなる方も増えています。まったく本末転倒です。
今回ご紹介した編集者の方のように、自分が愉しめる人生を、どうかいまから歩んでください。それはあなたの権利です。

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