リモートワーク時代のチームビルディングに。「Win-Session(ウィンセッション)」で心を開く意義
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リモートワーク時代のチームビルディングに。「Win-Session(ウィンセッション)」で心を開く意義

こんにちは、カミナシの富澤です!

全世界的にリモートワークが浸透し、今では当たり前になりつつあります。カミナシは2020年の春から事業拡大を本格化し始めた会社なので、リモートワークによる組織づくりが前提となっており、さまざまな工夫を行ってきました。

そのひとつに、「Win-Session(ウィンセッション)」という取り組みがあります。

始めてから若干3ヶ月ほどですが手応えを感じつつあるので、今回はWin-Sessionについて、どんな取り組みなのか?何が良いのか?など掘り下げていきたいと思います!

主には営業組織における活用用途や意義を書いているのですが、部門問わず仕組みを作るマネージャーや、リモートワークでコミュニケーション取りにくくなったと感じている方に届けば嬉しいなと思います。

Win-Session(ウィンセッション)とは?

やり始めた当初はこんなカッコいい名前があるとは知らなかったのですが、Win-Sessionとは要するに「褒め会」のことです。

やり方はとても簡単。

・週の終わりの金曜日に実施すること
・話し手は今週のGOOD NEWSを共有すること
・聞き手はそれに対してポジティブな反応しかしないこと

事前準備は不要で、会の始まりに5〜10分ほどでnotionなどのドキュメントツールに各自書き込みます。あとはそれを共有するだけ。

こんな簡単な取り組みが、弊社カミナシのセールスチームでは「いいね」となり、毎週の恒例イベントになりました。

毎週シリアスに数字を追いかけている中で、そんなこと悠長にやってられないと感じる方もいると思います。しかし、シリアスに数字を追いかけている組織こそ意味のある取り組みだと、ボイスをビッグにして言わせてください。

< Win-sessionのワンシーン >

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なぜ始めたのか?

カミナシのセールスは現在インターン生含め5名体制です。成長意欲高く、前向きに挑戦するメンバーばかりですが、それでも事業運営という長いマラソンを走る中で、高い目標を追いかけ続けることへの温度差を感じることがありました。

しかし、ある意味それは当たり前だと思っており、むしろ大事なのはそうした状態を知り、高め合うこと。それを実現するには、リモートワークという環境に難しさを感じていました。お互いの結果しか見えない中で、疑心暗鬼になるシーンもゼロではなかったと思います。

特に課題だと感じたのは、そうした状況を「見えないから仕方ない」とお互い無関心になること。正しいやり方もまだわかっておらず、顧客の情報も少ないスタートアップにおいて、個人プレーに走るのは最も避けたいことでした。

最初はその対策としてデイリーで夕会を開いてみたりしましたが、そうすると仕事のタスクレベルの話ばかりをしてしまい、お互いの心情や本音は見えにくい。

そこで、「タスクとかいいから、たまにはもうちょっと未来のことや大きな視点で話し合える場を作ろう」という気軽な思いで始めたのがカミナシでの導入の経緯です。やるなら一週間やり切ったあとが良いよね、となって金曜日の夕方になったのですが、「Win-session」でググるとそもそも金曜日にやるやつらしいです。

Win-Session(ウィンセッション)による3つの効果

冒頭でも記載したように、Win-Sessionは褒め会なので、基本ポジティブな材料しか用意しません。極端な話、数字の話や顧客からのクレームなどは、関係ありません。そうしたネガティブな材料はむしろNGで、仮にそうした話題がでそうなら、「あ、○○さん、Win-Sessionですよw」と制御できる印籠を誰もが持っている状態です。

これの狙いは、「なんでも言っていい雰囲気をつくること」です。むしろこっちのほうが大事なポイントです。これによる効果を3つにまとめました。

1.  視野が広がる、視座が高くなる


なんでも言っていい雰囲気が作れると、そうでない時と比較して各メンバーの思考の幅が広がっていきます。しんどい時はしんどい中でのgood pointに目を向けることができ、逆に良い時はchallenge pointに目を向けてさらに良くするにはどうしたらいいのかといった視点での発言が自発的に出てきます。

面白いのが、これは誰かの意思やディレクションによるものではないということ。それぞれが自由に考えた結果、自然とそうなっているというのがポイントです。

< さらに良くするための意思表示 >

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ポジティブな話しかしないという制約によりもたらされるのは「ヌルさ」ではなく「自責」です。自責の発言は、ドミノ倒しのように他のメンバーに波及します。同僚・先輩後輩、近い存在の発言の方が、上司や会社側から促すものよりも、変化を促す効果が強い。相互に刺激しあって、その時々でとれる最善の努力をする方向に力が働きます。

2.  相互に支援しあえる環境を作ることができる

そして、こうして正直な会話により、zoom越しでもそのメンバーがどういう思いで働いているのかよくわかります。むしろ、オフラインで成果の振り返りをしていた頃よりもよくわかるかもしれません。

コンディションや心境がわかるといのは、忖度なしにフィードバックを行っていく上でとても重要です。条件といっても良いかもしれません。忖度なしのフィードバックを心境を踏まえずにする行為は、ある種「暴力」になりえます。しかし、本人がどう思っているのか、どう感じているのかを理解して行うフィートバックは「必要な支援」です。

リモートワークはメリットが多いですが、お互いを知る機会が減るというデメリットがあります。これは、オフラインを通じた関係構築の貯金がしにくくなった今、無視できない問題です。お互いのことを深く理解する機会がないと「無駄な配慮や遠慮」や「無関心」を招く可能性があるからです。

特に、成長するしか生きる道のないスタートアップでは、(個人戦)<<<(チーム戦)。一人がどれだけパフォーマンスしてもその成果は限定的で、それをチームに還元したり、逆にチームから受け取ったりしてようやく前に進んでいくことができます。チームメンバーは、お互いに自己開示し、関心をもち、時には厳しいフィートバックをしあえる関係であるべきです。

Win-Session導入により、その下地を作ることができます。これから規模を拡大していくカミナシのようなスタートアップでは、新規メンバーが自己開示しやすくなることで、キャッチアップが早くなる効果もありそうだねと話しています。

< ポジティブな反応が大切 >

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3.  週末にゆっくり休める

最後に、Win-Sessionを金曜日に行うというのがポイントです。それは「嫌な空気を週末に持ち込まない」ためです。リセット効果。仕事の悩みや不安を週末に持ち込んでも良いことはありません。反芻思考を繰り返すだけでリラックスができなくなり、週明け月曜日に疲れを持ち込みます。

その点、Win-Sessionは不安を緩和する効果があります。不安の正体が「今のままで良いかわからない」「孤独な戦いになっている」などであることも多く、それは自己開示をしたり、良いフィードバックを受けることで緩和することができるからです。もちろん、全ての悩みがリセットされるわけではありませんが、びっくりするくらいスッキリすることもあるので、ぜひ一度試して欲しいと思います。(サウナ好きの方は週末のととのい方にも良い影響がでますw)

< 何より気持ちよく働ける >

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最後に

カミナシのセールスチームも導入してまだ3ヶ月程度ですが、最近では、これをQ単位の振り返りにも応用しています。そうした節目のWin-Sessionでは普段の倍くらい大袈裟なことを宣言をしてみることもおすすめです。口にしてしまうことで後にひけなくなる効果と、周囲からの支援をもらえるダブル効果で、その実現性が増すはずです!

以上、今回はWin-Sessionの導入意義についてまとめてみました。もうちょっと興味ある方は、ぜひ直接話しましょう!

以下まで、お気軽にご連絡ください!ネックをロングにしてお待ちしております!



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デスクレスSaasを提供する株式会社カミナシで働く33歳です。アーリーステージのセールス全般について発信していきます。はしご酒とカレーライスを愛してます。北海道産。