飯塚洋史@quod

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飯塚洋史@quod

quod,LLC 代表社員 Business Conductor / NPO法人 plusus 副代表理事 (元東京大学ラクロス部男子 2008/2010 Head Coach) 趣味:自転車、カフェ、トレイルラン 研究テーマ:Creative Class、人間と環境

最近の記事

羽黒にて山伏修行 〜思考をすて、体で感じる〜

先週末、山形県鶴岡市羽黒に山伏修行に参加してきた(サムネイルは、羽黒町観光協会HPより)。 数年前から何名かの知人から素晴らしいよって聞いていて、最近自分でも山を走るようになり山で修行する山伏が気になっていた。 そして、最近『日本列島回復論』を読み、"山水郷"という概念を知った。大きな平野に人々が大きな都市を築くようになったのは、治水技術が進んで江戸時代以降であり、古より人々は、水やエネルギーになる木々が豊かにある山の麓に住んでいたことを知る。そして、その中でも特に、霊峰

    • 都市における「動的平衡」

      【2年前の記事の再掲です】 分子生物学者の福岡伸一氏の「動的平衡」を読む。 都市を考える上で、非常に示唆に富む本であった。印象にのこった文章を書き記してみる。 「生命とは動的な平衡状態にあるシステムである」 可変的でサスティナブルを特徴とする生命というシステムは、その物質的構造基盤、つまり構成分子そのものに依存しているのではなく、その流れがもたらす「効果」であるということだ。 サスティナブルなものは常に動いている。その動きは「流れ」、もしくは環境との大循環の輪の中に

      • 仕事で大事な自由とは?

        【2年前のメモから】 社会人になってから約10年。色々な仕事をさせていただいた。 ワクワクする素敵な仕事から、誰の想いもこもっていない辟易とする仕事まで。 自分にとって良い仕事、好きな仕事とはどんなものか考え続けてきた。 その中で感じたこと。    仕事とは誰かの役に立つこと ・相手との人間関係をつくり ・その人に価値をだし ・その仕事の対価として報酬をもらう 大きい会社にいたり、食べるために仕事を考えると、どうしてもどんな報酬がもらえるかから考えてしまうことが多い

        • 表現することで自分になる

          quodというチームをはじめて2年強たつが、その当時書いたメモが出てきたので、書いてみる。(http://cfquod.jp/) 数年前、自分が人生で何をしたいのかを迷い、模索し続けていた。 その時に出会ったシルク・ド・ソレイユのスキッピングロープソリスト田口師永さんの言葉。 この言葉は、今自分がやろうとしていることにすごく通じる。 ---------------- 自分の中にあるものを表現したかった。 それをどう表現していいか分からなかった。 やりたいことをやろうと

        羽黒にて山伏修行 〜思考をすて、体で感じる〜