Uターンして9年経った僕が「金沢にもっと多くのUIJターンの人たちが必要だ」と感じている理由。


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新幹線がもたらしたもの

北陸新幹線の開通前後から金沢にはたくさんのビジネスが生まれた。ホテル、飲食店、お土産物屋、などなど。僕もその流れに乗るようにホテルを建てた。ちゃんと調べてないけど、おそらく、そのタイミングでインバウンドを見据えてホテルを建てたのは金沢人では初めてのことだったと思う。

市内に新たに生まれたビジネスは、金沢以外の資本で作られたものがとても多い。ホテルはほとんどが外資や県外の会社、飲食店や物販店も県外の方が営んでいるものが結構ある。かなりの数の不動産も外の人に買われている。

金沢が少しずつ金沢人のモノじゃなくなっている

不動産の流出で土地を失い、金沢での経済活動から生まれた利益は本社のある場所に送金され、税金もそこで納められる。これは金沢の資産の流出を意味する。

もちろん合法的に行われていることだから悪いことじゃない。それどころか金沢に新たな魅力を創ってくれていることはとてもありがたいことでもある。けど、これって金沢の企業が競争力を失っているってことなんじゃないだろうか。もしあの場所で営まれているあのビジネスが金沢人から、金沢の会社から生まれていたら、利益や税金も金沢の中でグルグル回ってもっと街は豊かになるんじゃないだろうか。

僕が「金沢にもっと多くのUIJターン人材が必要だ」と感じている理由

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さて、本題。なぜUIJターン人材が必要か。彼らは、僕たちの当たり前と感じている日常の風景の中から、思いもしなかった視点で新しい魅力を切り出す。その結果、”その視点は新しいビジネスを金沢で生み出し、街を潤す”からだ。

金沢人だけで集まるよりも、外の人の意見やアイデアがあった方が良いことは明らか。今こそメンツやプライドを捨て、外からどんどん優秀な人たちを集め、連携しながら、時には決定権を大胆に預けてみて、一緒に次世代のビジネスを作り出していけばいい。連携することで、僕たち金沢人には学びが生まれ、その中から金沢人だけで新しいビジネスを作るうねりも生まれるはずだ。

今日見つけたお気に入りのYoutube

長くなったので具体的にどんなことやるの?はまた別の機会に。
最後に、書いたことをギュッと凝縮したようなYouTubeを見つけたので貼っておきます。1分ほどの動画なので、お時間ある時にぜひどうぞ。



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