営利でいくか非営利でいくかの選択
わたしがこの記事を書いた著者と初めて会ったのは13年前の6月のことだった。以来いろいろなところで彼のことを知り学ぶことができた。著者は慎泰俊(Taejun: TJ)氏といって五常・アンド・カンパニーの代表取締役である。
わたしは2010年代にTJからさまざまなプラスの影響を受けてきた。それまで影響を受けてきた人はいるけれども、その人たちというのは20代の会社の上司。あるいは大学院時代の教授であった。会社の上司というのはUBS時代のスイス人とアメリカ人の上司で二人とも博士号を