高野比呂史

「世の中に一石をたくさん投じる」をモットーに、世の中によりよい変化が起こるよう活動中。…

高野比呂史

「世の中に一石をたくさん投じる」をモットーに、世の中によりよい変化が起こるよう活動中。PRSJ公認PRプランナー、プロコーチ。北海道小樽市出身。趣味:食、ボードゲーム、釣り、旅行。 https://www.coaching-well.com/

最近の記事

たくさんの挑戦と数え切れない発見

コーチングを提供していてよかったと思うことのひとつに 「クライアントさんからのメッセージ」があります。 そして先日も、コーチングセッションを完了・卒業したMさんからメッセージをいただきました。コーチングをいま必要としている人の背中を押すと思い、こちらに掲載します(本人許諾済みです)。 Mさん(30代男性)からのメッセージ この9か月間を一言で言うのなら、「冒険」です。 ボロボロで、誰かの意見にすがることしか出来ないくらい弱っていた私に、時には大木のように、時には戦友のよ

    • ヴィパッサナー瞑想 10日間実践体験記

      ヴィパッサナー瞑想に行ってきました年末年始、帰省したり、友人たちと集まるなどして、思い思いの時間を過ごす方も多いのではないでしょうか。 わたしは、以前から気になっていたヴィパッサナー瞑想のため、千葉の奥深くに籠もりきりの年末年始を過ごしていました。「あけましておめでとうございます」を言わないお正月を過ごしたのは人生初だと思います。 ただ、一見少々ハードそうにも見えるカンヅメ瞑想合宿だからこそ得られた体験、そしてそこから生まれた学びがあったので、自分が忘れないように、そし

      • おいしいコーヒーを自宅で楽しむ方法

        副題は「コーヒー沼の入口と実態」「琥珀色の沼の底から」などでしょうかw ちなみにわたしは沼のほとりで戯れる新参者です なぜ書こうと思ったのか 昨日のことです。普段飲んでいるコーヒーをよりおいしく飲みたいという人に対して、私ともうひとりが「初心者としてここに気を使ったら格段においしいコーヒーが飲める」とアドバイスをしていました。しかしながら、コーヒー沼の住人2名は違う沼から陸に上がったらしく、一部合意するも一部そりが合わないみたいなことになりまして。。近い人ほどわかりあえな

        • コーチがコーチングを受けて気づいた学び

          私はコーチとしてコーチングを提供し、日々クライアントさんの背中を押しています。クライアントさんが新しい扉を開け、世界が広がっていくさまを間近で見ることが私にとっての最大のモチベーションです。 コーチもコーチングを受け、内面を深め続けるそんな私もクライアントとしてコーチングを受けます。他の人のコーチングを受けることで、スキル的な意味で幅を出す意図もありますし、やはりコーチ自身の精神が健康的でなければ良いコーチングにはなりませんから。今日は、クライアント体験として面白い気付きを

        たくさんの挑戦と数え切れない発見

          あなたのコーチングは?

          なにをしていても、していなくてもまた日は昇る。私はこのところ、がぜんコーチングに興味の多くを注いでいる。最近は「だいたいのことがコーチングで片付けられるのではないか」と錯覚するほど笑 そしてついに、私のコーチングのロゴを会社の尊敬するブランディングディレクター、ナターシャに作ってもらったのだった。 さすがナターシャ、かっこええ。意味については後述。 気がつけばコーチ、という感覚私は昨年を一種の修行のように過ごしていたように思う。毎朝、起きたらジャーナリング。そして瞑想。

          あなたのコーチングは?

          自分の陥りがちなパターンを破る

          自分には超えなければならないパターンというものがある。それは、完璧でなければ人に見せるべきではないという思い込みだ。これがとかく自身を生きづらくさせている。実は12月頭に屋久島に行ったのだが、そのnoteも途中で書くのを止めてしまっている。(写真は屋久島、めちゃいいところ) 「完璧」の何が悪さをするのかまず、完璧を意識するため、成果物としてものを出す頻度は圧倒的に少ない。そして、何より問題だなと思っているのが、他人の出したものに対して、「こんなレベルで出したの?」と狭量にな

          自分の陥りがちなパターンを破る

          コロナ禍の中、メディアに届いたプレスリリースの話 2 (Meet Geisha)

          先日の前フリから日が空いてしまいました。ちゃんと具体的なエピソードにも触れようと思います。 前フリでお伝えしたのは、いかに沢山のプレスリリースを書いていたかということでした。別に数だけではないですね、いいと思ったネタが多かったのでどうしても削ることが難しかったんですよね。結果、4〜6月の間に40本のプレスリリースが配信されることになりました(下図は月ごとのプレスリリース配信数)。PV数も相当伸びました。 ここまでが前回のお話。 みなさんは「Meet Geisha(みーと芸

          コロナ禍の中、メディアに届いたプレスリリースの話 2 (Meet Geisha)

          コロナ禍の中、メディアに届いたプレスリリースの話 1 (前フリ)

          私はガイアックスというIT系の会社で広報として働いています。 ガイアックスという会社は非常に特殊で、個人の裁量がハンパないです。何かやりたいならやればいいじゃん、副業もOK、起業もどんとこい! てな感じで各自思い思いの事業なり仕事なりに打ち込んでいます。 そして今年のはじめ、新型コロナウイルスが猛威をふるい始めました。新型コロナは経済・社会に多大な影響を与えました。それは別の見方だと市場環境が激変しているとも言えるわけです。 ガイアックスも例に漏れず新型コロナの影響を受

          コロナ禍の中、メディアに届いたプレスリリースの話 1 (前フリ)

          寝ずの番

          祖母の他界にともない、ひとり寝ずの番をしている。 通夜は明日なのだが、ろうそくと線香は絶やさない。 明日の通夜でも起きていられるのかはわからないが、昨日のうちに故郷に戻って来られたのは少なからず両親の負担を軽くすることにはなっただろう。 ふと視線を上げると、ろうそくと、畳の上の祖母と仏壇がある。 祖母の体は小さく、また布をかぶせており、祖母だという実感は湧きにくいし、進んで覆いを取り去ることもしていない。 義理の伯父が顔を見た際に一緒に見た程度だ。 祖母の死に向き合うこと