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コロナ禍の中、メディアに届いたプレスリリースの話 2 (Meet Geisha)

先日の前フリから日が空いてしまいました。ちゃんと具体的なエピソードにも触れようと思います。

前フリでお伝えしたのは、いかに沢山のプレスリリースを書いていたかということでした。別に数だけではないですね、いいと思ったネタが多かったのでどうしても削ることが難しかったんですよね。結果、4〜6月の間に40本のプレスリリースが配信されることになりました(下図は月ごとのプレスリリース配信数)。PV数も相当伸びました。

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ここまでが前回のお話。
みなさんは「Meet Geisha(みーと芸者)」「芸者とオンライン飲み会」という名前のサービスについて、聞き覚えがあったりしませんでしょうか。そうであればとてもうれしいです。Zoom越しに芸者さんとお酒を飲んで遊べてしまう、一言で表すと「お手軽芸者遊び」。それがプレスリリースをきっかけにいろいろなメディアに露出していったんです。まずはMeet Geishaの起こりから。

「芸者とオンライン飲み会」をはじめるまでの流れ

・2019年11月1日 Meet Geishaスタート
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000317.000003955.html
はじめは箱根にある「見番」という舞台で芸者ショーを見せるというものでした。箱根の魅力を新しく提示する取り組みでしたが、年明けからコロナの足音が近づいてくるのでした。

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・2020年2月 Meet Geisha中止
新型コロナの影響によりMeet Geishaが中止に。芸者遊びの需要も急減し、芸者さんの生活もどんどん苦しく。

・2020年5月1日 事業責任者 西村さんより相談
西村さん「今、かなり箱根の芸者さん厳しい状態なので、それを新聞やメディア(国内、海外含め)に取り上げてもらえるよう、記事の投げ込みをしようと思ってます。」

高野「手をこまねいているだけでなく、ウィズコロナ・アフターコロナ(コロナ明けても完全に過去と同じにはならない)に向けてどんな手を講じているかがあるとストーリー性が出ますね。記事というか、どんな手をの部分を掘り下げて、そこメインにしたプレスリリースの形にするのが一番効果あるように思いました。」

・2020年5月11日 芸者とオンライン飲み会にGOサイン
西村さん「今日箱根芸者組合と話をしてきて、『オンライン飲み会』『オンライン配信』やりましょう!って事になったので、プレスうちでも打ちたいです。」

というわけでプレスリリースを出すぞという着地になりました。

プレスリリース作成で気をつけたこと

この芸者さんとのオンライン飲み会はとてもいい組み合わせだなと思いました。「伝統芸能×IT」という組み合わせがおもしろいのとあわせて、「これを機に逆に世界に打って出る」という攻めの姿勢を見せられる点が非常に訴求しうるなと。

「はじめは日本向けに展開して、そこから海外にも向けてやっていこう」という事業側の動きではありました。しかし、ゆくゆく海外も視野に入れているってことは事実なので、しょっぱなからプレスリリースには海外要素をけっこう散りばめています。私は海外にこそ大きな需要があるんじゃないかと思っていたので。

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英語話者を対象にしたオンライン飲み会の実績もあわよくば作っておきたいなーと、英語版お問い合わせの導線も用意

プレスリリースの反響

プレスリリース配信後、まだ国内向けのオンライン飲み会しか実施しないにも関わらず、海外メディアや海外配信メディアが先行して記事化してくれる自体に。(出た順に一部ご紹介)

「むしろ英語版のサービスのがいけるんじゃね」くらいの引き。観測気球打ち上げたと思ったらロケットだった? テストマーケティング的な役割を担うプレスリリースもアリなんだなと思いました。サービス内でも英語版を早期に開始しようという流れに。

また、プレスリリース配信当日に、知り合いのNHK記者さんからご連絡をいただき国内メディア第一号での取材も確定。また、翌日には知り合いの日経記者さんからもご連絡をいただき、さっそく記事化。

ついに念願の英語版オンライン飲み会の開催も実現

そして、プレスリリースを見た日本在住の外国人の方から英語でのオンライン飲み会開催のご希望の連絡が! トントン拍子でこわい!
そして英語版の芸者とオンライン飲み会「Meet Geisha Online Drinking」初開催の様子は、5月30日のテレビ朝日「ANNニュース」「ANNスーパーJチャンネル」にて放送となったのでした。

英語版イベント開催報告もアピール

記念すべき第一回の「Meet Geisha Online Drinking」も、その内容をまとめてプレスリリースにしました。このタイミングで「ちゃんと英語版の正式受付も始まりましたよ」という内容もあわせて発信。サービスサイドの動きも早い!

そうしましたら、ここもまたきっかけとなって取材のお問い合わせがどんどんとやってきました。お祭り状態でしたね。

コロナという全世界的な危機はまさにピンチなのですが、ここを切り返すことができれば大きなチャンスとなること身を持って体験した案件でした。ピンチはチャンス!

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