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最後の「本日のビール」

↓の記事で、ビール版アドベントカレンダーを紹介し、12月1日以降の記事は毎日「本日のビール」を紹介していました。

気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、実は最後の12月24日の記事には「本日のビール」を付けませんでした。

なぜかというと、ネーミングがとても素敵なビールだったので、別記事にしたいと思ったからです! (色々リサーチしたら長くなってしまい、12月25日は偶然ロイヤルファミリーと遭遇しちゃったので出しそびれました 苦笑)

12月24日のビールは 「Skt. Nikolaus」 でした

アドベントカレンダーの最後を飾るのは、ベルギービールの中でもアルコール度数が6.0%とちょっと高めの Belgian-Style Dubbel という種類のビールでした。

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ベルギーの修道院で作られていたビール(トラピストまたはアビイ)のアルコール度数をさらに高めているので、"Dubbel(ベルギー語でダブル)"と呼ばれています。

色は、濃い褐色ですが麦芽をローストしているわけではなく、アルコール度数を高めるために追加しているキャラメル状の砂糖の色で濃くなっています。

「Skt. Nikolaus」の由来は「聖ニコラス」から

このビールの名前は、3世紀のギリシャに実在したキリスト教の司教「聖ニコラス」という方に由来しています。

正式なお名前は「ミラ・リキヤの大主教奇蹟者聖ニコライ」と言って、数々の奇跡を起こしたと言われていますが、ある逸話で世界でもっとも有名な人の1人になりました。

Wikipediaから引用するとこのようなお話しです。

「司祭であった時には、かつて豪商であったが財産を失い貧しくなったために娘を売春させなければならないところであった商人の家に、夜中に窓(あるいは煙突とも)から密かに2度、多額の金を投げ入れた。このため持参金も用意して娘達は正式な結婚を行なうことができた。父親は大変喜び、誰が金を投げ入れたのかを知ろうとして見張った。すると3度目に金を投げ入れているニコラオスを見つけたので、父親は足下にひれ伏して涙を流して感謝した。」

「夜中に窓(あるいは煙突とも)から」というところで想像できるかもしれませんが、なんとサンタクロースのモデルになった人らしいです!

さすが12月24日を飾るビールとしては、良い名前ですよね。

でも、調べたらそれだけではないのです。

守護聖人としての聖ニコラス

サンタクロースのモデルになった聖ニコラスは、子供を幾たびも子供を守ったので、子供の守護聖人と言われています。

また、海の嵐を奇跡の力で鎮めたので、海運の守護聖人とも言われています。

他にも色々な守護聖人になっているので、かなり引っ張りダコ的に人気を集めている守護聖人なのですが、ビール好きな人にとってもっと重要な情報は、「Brewery (醸造所)」の守護聖人でもあるというということです!

ビール好きな方は、聖ニコラスが祀られている教会ではぜひお祈り&お礼をすると良いかも ^-^/

「Skt. Nikolaus」 アドベントカレンダーを締めくくる最高の名前ですね!

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