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Kenya Tour


3泊5日の弾丸ケニアツアーに行ってきた。木曜日のzeroを終えて、一息ついた、金曜の夜に出発。ドバイでのトランジットを経て、土曜の14時ごろにナイロビに着いた。そのまま翌日のトライアウトの打ち合わせをした。夜はケニアのサッカー、バレーボール、ハンドボールの関係者との会食。各業界の課題感などを共有した。協会としてのガバナンス、コーチサイドの問題は共通しているように感じた。また。サッカーのオルンガのようなロールモデルを作っていくことも改めて重要に思えた。

翌日はいよいよトライアウト。10m マックスジャンプ、ブロンコテストなどを実施する合間にスキルセッションを入れるメニューを用意していた。ところが、その日になってもちゃんと来る学校もあるが遅れてくるところも、事前に登録していない学校が来ることもあった。なかなかのカオスであったが、現地のJICAスタッフとも一緒になって、なんとか100名を超える高校生の記録を取ることができた。また彼らのスキルレベルを把握することができた。隣りでは高校生のセブンズの大会もやっていたので、彼らが試合でどのようなパフォーマンスをするのかも確認できた。


JICAの仲間のサポート!!!最高でした!!

 今回の見立てとしては、トレーニングをちゃんと受けていないと思われるが、足の速い選手は10m 1.63secであった。ブロンコでは、4:40ぐらい。かなりのポテンシャルを感じた。(keioSDMの同じ研究室の山口さんが測定を担当してくれました!)

また試合中ではコンタクトが激しい。抜かれても最後はしぶとく捕まえる。ハンターのような野性味もあって、とても面白いなと感じた。

語学は英語、頭の良い学校もある。ということで、ラグビーはもちろんだが、国際交流の観点から高校・大学としても受け入れても良いように思えた。興味ある学校があれば、どんどん僕たちにコンタクトを取って欲しい。

 彼らにとって日本に来て、さまざまな経験を経て、代表選手になることや、母国に還元することはとても誇らしいことである。その架け橋を作りたいと思っている。

 こういった我々の活動を共に進めてくれるパートナーがいてくれたらと思っている。現地でのマーケティングやなしかしらのデータを共有することで商品開発のヒントにもなるかもしれない。今後アフリカの人口は全ての人口の1/4になっていく。その時に、日本との関係性も強くなるのは間違いない。その時までに、企業としても日本としても関わりを強くていく。その架け橋としてのスポーツでもありたいと思っている。

 日本とケニアは12月で外交樹立60周年を迎える。これまでのおつきあいに加えて、新たなものを作っていくには相応しい時期ではないだろうか。

 ケニアの総電力は少ないが再エネ率は90%、地熱発電が盛んである。(日本は18%が再エネ率)、M-PESAという電子決済があるので、銀行口座は国内において必要がない。マサイ村に入るのに、村長に対して、M-PESAで送金した。医療のベンチャーなどは色々と立ち上がっている。新しいものを作りやすい市場でもある。まだまだ1日の収入が2ドル以下の人たちもたくさんいるが、とてつもない可能性には秘めた国に感じる。

 アフリカの国で現地の人とビジネスを作って、教育の環境を作って、より良い生活をお互いで作っていく。そんなことを夢見ている。

そのためにも前回はワイナリーを訪問してきた。今回はtea company に行ってきた。パーブルティーというケニアオリジナルを開発している人たちである。抗酸化作用、デトックス、アンチエイジングなど様々な効果があると言っていた。少しだけテストで購入してきたので、是非ともみなさんに飲んでもらって、場合によってはインポートもできたらと考えている。彼らにお金が落ちるようにサポートを。


 まだ決まっていないが、今度カフェスタンドブロッサムのナッツは、ルワンダのものにしようと検討している。バナナはエクアドルを筆頭にfair tradeのものを。我々お店側としての選択とその取り組みを良しとしてくれるファンの皆さんと共に少しずつ範囲を広げていきたい。

 そんなことを想う旅になりました。また今回はいつも一緒にワークショップをしている雄吾さんと、チームメイトだったキンちゃんも一緒に来てくれました。少しずつ仲間が増えていることが嬉しい。


AAICの星野さん、HiRAKUのジマも一緒に。弓場さんは別件!!

 今度はツアーにしようと思ってます。安いツアーではない。でもたくさんのことが学べます。物理的に越境して、人とは?生きるとは?アフリカの現実とは?を知ることができます。是非とも一緒にいきましょう!!



 





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