サラリーマンが「好きなこと」を見つける方法
こんにちは。佐藤大朗(ひろお)です。
会社を休職して、趣味である三国志の研究をしています。
よく言われるのは、
「会社を休んでまで、やりたいことがあっていいね」
「好きなことがあって、羨ましいね。私には、そこまでの趣味がないからなあ…」
と、皆さん、おっしゃいます。
これを言う人たちは、さまざまなことを不満に思いながら、消去法でサラリーマンを続けているって感じです。
会社に勤めていれば、社会的な身分は保証されます。ヒトサマに対して、恥ずかしくない。きちんと生活に必要なお金が入ってきます。
サラリーマンを辞める、中断する理由なんて、ありませんよね。
しかし、「好きなことがあればいいなあ……、何かの分野で、才能があればいいなあ……」という未練はある。
好きなものや才能って、どうやって見つけるんでしょうか?
ぼくは、明確に答えを持っています。
自分にとって当たり前だが、他人から見たら特別なこと、
というのが、その人にとっての固有の才能です。
それにまつわるのが、好きなことです。
平凡な例をあげるなら、「キャンプだったら、毎日でも行ける」というのが、才能であり、好きなことのありかです。
※ぼくはインドア派なので、1日だって行きたくありません。
本人は疑問も持たず、キャンプを楽しんでいますから、まさかこれが、特別なことだと思わないんです。
些細なこと、細部にこそ才能が宿ります!
本人だけが、特別という自覚がない…ってことが多いです。
そして困ったことに、
本人にとって当然のこと(やらずには、居られないこと)って、本人にとっては当然なので、特別なことだと気づかないんです。これは、構造的な問題ですよね。
ちまたで推奨される、自分探し、自己分析、内省をくり返したところで、才能は見つからないんです。内側に答えはないからです。
もっと自分と向き合ってみましょう…というのは、好きなこと難民を、増やしているだけです。悲劇でしかありません。
ぼくの場合だと、三国志が好きだな、という自覚はあったんですが、それとはべつに、お金の問題について、すごく興味津々なことは、ほかの人に指摘されるまで、気づきませんでした。
お金に関することを考え続けて当然、情報収集を続けて当然、って思ってましたが、全員がそうじゃなかったんですね。
会社では、経理職をやっています。前職で、20代前半のとき配属命令があり、なんとなくやっているだけで、適性の有無なんて、考えたことがなかったんです。
しかし、外から見ると、お金に対するこだわりが強いので、「適職なんじゃないか」とのことでした。自分にとって、1円の得にも損にもならなくても、会社のお金であっても、粘り強いんです(笑)
このnoteで、「お金のネタ」を1つの軸にしようと思ったのも、どうやら自分にとって意外な「才能」であり、「好きなこと」だったようです。
皆さんも、身近な人たちと比べて、自分は当たり前だと思っているが、他人から見ると、当たり前じゃないことを、探してみて下さい!
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