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会社を休んで三国志を勉強するために貯めたお金

こんばんは。佐藤大朗(ひろお)です。
会社を休職して、趣味である三国志の勉強をしています。

このnoteの信憑性に関わることだと思うので、会社を休み始めた時点で、持っているお金について書いておこうと思います。

いまの生活レベルであれば、今後10年間、無収入でも困らないお金を貯めました。

経済的な観点(投資、資産の有効活用)という観点でみると、
貯めすぎ…
というと語弊がありますが、資産を有効活用できていないという評価になると思います。…とても微妙な(常識の逆をいくかも知れない)ことなので、説明をさせて下さい。

純粋に、数字だけで見た場合、1年間、会社を休むならば、1年分の生活費があれば、会社を休んでもいいわけです。そして、貯金が尽きたころに、また働き始めれば、まったく問題がありません。
かりに、急な出費(病気やケガ、冠婚葬祭?)を見込むとしても、+10万円ぐらい余裕を見ておけば、成立するのではないでしょうか。それでも苦しければ、予定より早く働き始めればいいです。

どのようなスキルや経験を身に付けるにしても、若ければ若いほどよい、早ければ早いほどよい、というのは真理です。
ですから、勉強を本格的にやりたい!と思うなら、
1年間休むならば、1年の生活費+10万円の貯金があれば、いち早く、勉強に踏み切った方がよかった、という評価になります。 #ここが結論

そのほうが、時間とお金を有効活用している、と言えます。
感覚的には、受け付けられないでしょうし、ぼくもまた、そのように思考できなかったからこそ、
・貯金を作る期間が、「不必要に」「不用意に」長くなってしまった
・勉強を本格化するのが、「遅すぎた」

…という評価が成り立ちます。ぼくは経理職なので、お金はただの数字の羅列だと思ってますし(感覚がマヒするお仕事)、自分を第三者として捉えた場合、「遅すぎますね」って、分析レポートを書くでしょう。

ただし、ちょっとした貯金ができたら、とにかく会社をすぐに飛び出せばいい、というわけでもないです。そんな無責任なことは言えません。
なぜなら、
どのようなスキルや経験を身に付けるにしても、若ければ若いほどよい、早ければ早いほどよい、というのは仕事にも当てはまるので、
職業人としてスキルや経験を積む努力(よりお金に引きつけて言えば、時給を上げる努力)もまた、より若いときに行ったほうが有利だからです。

ある程度、職業人として熟練していないと、会社を休んでいる場合ではない/休ませてもらえない/復帰の目処が立たないでしょう。ですから、上で計算をしたように、単純に、
1年の生活費+10万円を貯めたから、職場からサヨナラ!
というわけにも、いかないのです。 

「職業人としての伸び盛り」と、「学習者・研究者としての伸び盛り」を、どのタイミングで、どの順番で配置するか…ということを考えるべき…だったんです。
その視点は、なかったですね。 #結果論

ぼくの振る舞い、このnoteでの発信が、
ぼくより若いひと、同世代(アラフォー)、年長者……、けっきょくは、全員なんですが、
文系学問への興味を持続している方たちが、人生の時間と、お金の「運用効率」を高めるときの、参考になったら幸いです。

ポートフォリオ」という言葉があります。
株にいくら、債券にいくら…という配分だけじゃなくて、人生の持ち時間と、お金の使い方についてという両面で、配分を捉え直せると思ってます。
その話は、機会があれば後日。

社会常識との相克、お金に関する漠然とした恐怖感、家族からの反対…などを飼い慣らしながらではありますが、「運用効率」という観点を持ち、
すなわち、
時間とお金の配分を、算数の問題として置き換えられたら、仕事も勉強もうまくいく(その期待値があがる)はずですし、少なくとも納得感は得られるでしょう。
ぼくの個人的なことを、noteで「晒す」という行為をした甲斐があります。ありがとうございましたー。

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