病を治し、運命を好転させていく方法007 治そうとすると治らない。治すのを止めると治ってきた。

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「病を治し、運命を好転させていく方法001」
https://note.com/hiroreiko/n/n22e9d707f301

難病や不治の病、慢性病にかかって苦しむことがある。何とかして治したい。その一念からさまざまな健康法、食事療法に取り組む。が、一向に良くならない。治っては悪くなり、悪くなってはちょっと良くなりのくり返し。

一生この病と付き合って行かなければならないのかと嘆く。10年、20年、30年、40年、時間は逆回しにはなってくれない。

いったいいつ治るのか?

そんなときふと、すべてを諦め、絶望の淵に立つ。もうダメだと諦めたときなぜかそれまでの不快な症状が落ち着いていることに気づく。

なぜだ、なぜなんだ……。あんなに苦しく辛い日々だったのに。

わずか1日2日しか経っていないのにみるみる症状は良くなっていく。まるで奇跡を目の前で観ているようだ。なぜだろう……このふしぎな感覚は――。

そのからくりはこうだった。

人は治そうとするとき、余計な邪念・雑念が入る。治したい、一刻も早く治したい。健康に配慮しているからには少しでも良くなるはずだ。だが少しでも良くならなければ、努力が報われない。それがひいてはストレスとなって病の治癒を遅らせるのだ。

それはまるで地球の引力のようなものだ。引力圏外に出ようとすると地球の磁石によって真逆の方向に引っ張られる。外に出ようとすると内に戻るよう力が働く。よって良くしようとすると、悪くなってバランスを取ろうとするのだ。

ところがもうどうでもいいやと開き直ると病の執着がなくなる。

治るとき治るさ、ケ・セラ・セラ そんな気分で一瞬一瞬を楽しんでいると、あら不思議。あんなに嫌で不快な症状が落ち着いているではないか。それどころか急速に治癒モードへギアチェンジしているではないか。

治ってきている……実感した。そうなのだ。治そうとしているときは執着がある。だから治らない。

けれどもほかのことに目を向け、自分の仕事(お役目)を果たしていると、体が喜ぶ、心が跳ねる。その結果、症状は落ち着き、多くのものを取り戻すことができるのだ。

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