名取市議会議員のさいひろみです。
12月定例議会で、インボイス制度の実施延期を求める意見書を賛成多数で可決しました。反響がもの凄いことになったので、その詳細をまとめます。(長文です)
※ヘッダー画像は、STOP!インボイス から借用しました。
◇ 本会議への上程に向けて~委員会への付託
議会に「『消費税のインボイス制度(適格請求書等保存方式)の実施延期を求める意見書』の提出について(要望書)」が提出されたことから始まりました。
この内容・案文をさらに整理して、要望の時に立ち会った他会派の議員に賛同いただいて、議会案として提出しています。(下記が全文)
12月7日(水)に本会議に上程され、議案に対する質疑は、何ごともなく通過。総務消防常任委員会に付託されました。
◇ 常任委員会での審査。出た意見は?
9日(金)に常任委員会で審査があり、下記の意見が出ています。(16日の本会議における委員長報告より)
○○ 可決すべき ○○ (概要)
×× 否決すべき ×× (概要)
委員会の採決で、賛成多数で可決すべきものとなりました。
◇ 最終日の本会議にて討論、そして採決へ
定例議会最終日の16日(金)の本会議で採決です。採決の前の討論がありました。
×× 反対討論 ×× (概要)
公明党の議員から反対討論(事前通告)がありました。
○○ 賛成討論 ○○ (概要)
賛成討論は、わが会派の代表が出ました。(通告無し)
その後に採決があり、賛成多数で可決しました。
◇ まとめ
今回の名取市議会のように延期ではなく、さらに踏み込んだ反対や凍結などを盛り込んで、可決した議会もあったようです。
なかなかわかりにくいインボイス制度ですが、わかりにくい制度を導入して良いのか、というのも判断基準になるのではと考えてしまいました。
来年の制度開始まで、動きを見ていきたいところです。