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着痩せを狙える?ポッチャリメンズのスタイルアップ術

皆さん、こんにちは!

パーソナルスタイリストのヒロユキです!

前回は「スタイルアップが出来るスタイリング術」シリーズとして、低身長の方がスタイルを良く見せるにはどうすれば良いのか?という所で
・重心を高い位置に持っていく
・目線が上に行くような仕掛けを施す
・重心を下げないよう、パンツの色柄、シューズのボリュームに気をつける

といった内容を詳細に解説させていただきました。
詳しくは是非記事をご覧くださいね!

では今回は、ふくよかな体型の方に向けて、着痩せを狙えるスタイリング術を解説させていただきます。

この場合、ふくよかな大柄の体型をより活かしてスタイリングを行う方が良い場合もTPOに応じて出てくるかと思うんですね。
そことうまく使い分けて頂ければ良いかなあと!

今回はふくよかな方が「どういう選び方をして、どんなスタイリングをすれば着痩せして見える?」という事について解説させていただきます。


トップスの選び方


まず総じて、ふくよかな方がスッキリ見せる為に気をつけて頂きたい事。

それは、「付かず離れずのIラインシルエット」にまとめる事。
ピッタリフィットしすぎても肉感を拾いますし、適正サイズより大きいサイズを選んでも、より着太りに繋がってしまいます。
素材の選び方やアイテムシルエットの選び方それぞれに気をつけて頂く必要がありますね。

アイテム毎に説明をする中で、詳しく解説を挟んで行きます!

ではトップスを選ぶ際に重視したいポイントは以下4つ。順番に解説していきます。

①フィットしすぎずゆるすぎないジャストサイズを選ぶ
②素材は柔らか過ぎず、適度にハリがある素材を選ぶ
③柄はIラインを強調するストライプ
④色は収縮色を選ぶ。羽織モノとのコントラストを付ける

まず上記4点は何を指しているのか?の説明をさせて頂きます。

①はシルエット
②は素材
③は柄
④は色

これは、洋服の要素を分解した時に出てくる、それぞれの要素です。

ジャケットを例に挙げると
・シルエットは程よく細身のスリムシルエットで(①どんなシルエットで)
・素材はハリのある上質なウール素材で(②どんな素材で)
・柄は大きめのチェック柄で(③どんな柄で)
・色は濃い目のネイビーで(④どんな色か)
といった感じで、要素を分解してそれぞれ細かく見ていく訳です。

じゃあそれをポッチャリ体型をカバーするには、①〜④の要素をどう選べば良いのか?をそれぞれ解説していきますね!

①フィットしすぎずゆるすぎないジャストサイズを選ぶ
まずシルエットは、付かず離れずのシルエットを選ぶという事。
ピッタリフィットしすぎても肉感を拾いますし、適正サイズより大きいサイズを選んでも、より着太りに繋がってしまいます。
特にカットソーやシャツなどの一枚で完結するスタイリングに関しては、サイズ選びに注意を払いたいです。

②素材は柔らか過ぎず、適度にハリがある素材を選ぶ
<ハリのある素材>というと想像が付きますでしょうか?
僕はハリのある素材、と言われてもピンと来ませんでした。
例を挙げると
・スーツのインに着るピシッとしたシャツ地のブロード素材
・レザーのジャケットの素材
・デニム素材
・スーツのウール素材
上記のような、柔らか過ぎず適度な硬さがあるハリのある素材を選ぶ事で、ポッチャリ体型の方特有の肉感を拾わず、かつジャストサイズを選べば着膨れもしないので、一番体型が悪目立ちしにくくなります。
柔らかい素材を選んでしまうとボディラインを選んでしまいますよね。ここはスマートに見せる為には避けた方が無難です。

③柄はIラインを強調するストライプ

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よく言われるのが、ボーダーの横柄は横に目線を広げ、ストライプの縦柄は縦に目線を広げる事で縦長にスッキリ見せる事が出来る、という事です。
画像のように、ストライプを合わせる事で視覚効果により、Iラインを強調する事が出来るわけですね。
ただ、注意していただきたいのは、私が一番最初の記事で説明した<顔タイプと柄の似合わせ>。
顔立ちも含め全体的に柔らかい印象を持つ方の場合は、白×黒などのパキッとコントラストの付く配色は、より男性的な強さを感じさせる柄のため調和しずらいです。
白×グレー、又は白×ライトブルーなどの、ストライプでもお顔立ちの印象に合う柔らかい配色のストライプを選ぶ事で調整を行いましょう!

④色は収縮色を選ぶ。羽織モノとのコントラストを付ける

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どうでしょう?まず、ポッチャリの方がカバーしたい箇所ってどこでしょうか?
「お腹周り」ではありませんかね?
そのお腹周りのポジションに来る、インの色を
・寒色(ブルー系〜ブルー寄りのパープル等)
・暗色(ダークグレーやネイビー、ブラック等の暗く見える色)
上記の色で選ぶ事で、目立たせずにカバーする事が出来ます。
逆に黄色などは膨張色で目立ちやすくなるので、色の視覚効果を使う事でよりスッキリ見せる事が可能となるわけですね。

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