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好きなことは努力がいらない

今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『楽しんだ人だけが成功する』(PHP文庫)です。その中から「ものごとを軽く考えること」という題でブログを書きました。

本書の中に「好きなことは努力がいらない」という心に響く文章がありました。

みんな、すぐ「努力が大事」「何事も忍耐だ」とかって言う。嫌なことでも努力すれば報われるとか。

あのね、一人さんに言わせると、嫌なことを努力するとますます嫌になることはあっても、一流にはなれないよ。一流になりたいんだったら、自分の好きなことで顔晴らなきゃ。

ウソだと思ったら、世の中で一流を極めた人を見てごらん。間違いなく、みんな自分の好きなことで一流になっているから。「私はゴルフが嫌いですけど、プロになって優勝しました」なんて言っている人、見たことないよね(笑)。

好きなことって、努力がいらないんです。 もちろん、一流になるには繰り返し練習をしたり、研究したり、鍛錬が必要だよ。 でも好きなことは楽しいから、自然とそれをやりたくなっちゃうものなの。 

例えば、ファッションが三度の飯より好きな人は、何時間でも洋服屋さんにいられるし、何日かかろうと好きな服を探して買う。 そこまでできるから一流になれるんだけど、そういう人がものすごい努力をしているかというと違います。 

ただファッションが好きだから没頭しているだけで、努力しているわけじゃない。 ほかの人にとってはキツいことでも、自分が楽しけりゃ苦痛は感じないものなんだ。

◆よく、成功者の話を聞くと、「何の努力もしなかった」「苦労したことがない」などという。しかし、まわりから見ると、他の人が到底マネできないような努力と、苦労を重ねてきたことがわかるのに、本人は大変だったことを微塵(みじん)も感じていない。

仕事でも趣味でも、好きなことは没頭できる。朝から晩までであろうと、それが長期に渡ろうと、本人は苦労だと思わず、むしろ遊びのようなものだと思っている。

巨万の富を築いた林業王の本多静六博士は、それを「仕事の道楽化」と言っている。「道楽」とは、好きなことにふけること、趣味として楽しむこと、もの好きなことを言う。

「好きなことは努力がいらない」という言葉を胸に刻みたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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