今日のおすすめの一冊は、岡本彰夫(あきお)氏の『日本人よ、かくあれ』(ウェッジ)です。その中から「上へ上へを目指すより、奥へ奥へと進みなさい」という題でブログを書きました。
本書の中に「日本人が誇りを取り戻すこと」という心に響く文章がありました。
◆人が、国を誇りに思う源泉は、自国の歴史であり、その国の英雄や偉人の話であり、神話だ。それが、長く続いていればいるほど、それだけで誇りを持つことができる。
1400年続く、世界最古の木造建築は、日本の法隆寺。
1430年続く、世界最古の企業は、日本の金剛組。
1300年続く、世界最古の宿泊施設は、日本の慶雲館。
1000年前に書かれた、世界最古の小説は、日本の源氏物語。
2000年以上続く、世界最古の国歌は、日本の「君が代」。
そして、2670年続く、世界最古の独立国家は日本。
また、「日本人が誇りを取り戻すこと」と「幸せな最期を迎えること」は同義語だ。誇りを失ったら、幸せな最期を迎えることはできないからだ。あの世に行く最期の時まで、人様から必要とされることこそ、幸せなことはない。人様のお役に立っていることを実感できるからだ。そして、それこそが、自分の「誇り」であり「プライド」となる。
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