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感謝の習慣は筋トレと同じ
今日のおすすめの一冊は、スコット・アラン氏の『毎日を好転させる 感謝の習慣』(ディスカヴァー)です。その中から「感謝の習慣を身につける」という題でブログを書きました。
本書の中に「感謝の習慣は筋トレと同じ」という興味深い文章がありました。
引き締まった体をつくるには、定期的に運動しなければならない。鍛えれば 鍛えるほど筋肉は強くなる。じつは、これは感謝の心も同様である。
身の回りのものに感謝する習慣を身につけると、脳の中でそれをつかさどる神経回路が強くなる。「何かをたびたび実行すると、そのための神経回路が脳の中で強くなり、やがて自動的にそれができるようになる。
つまり「自動モード」である。たとえば、車の運転のように少し練習すれば自然にできるのがそうだ。いったん脳の中で神経回路が強くなり、意識しなくてもできるようになると、それは自動モードになって習慣化する。
とすれば、先行きが見えないときに希望を持ち、物事がうまくいかないときでも前向きに考えるためには、ふだんから感謝する習慣を身につけて、それを自動モードにする必要がある。
毎日、身の回りのものに感謝し、そのための神経回路を強くしよう。そうすれば、 どんなに苦しい状況の中でもよいことが見つかり、逆境を克服して前進する力が得られる。
感謝の習慣だけでなく、何か習慣を身につけるには、筋トレと同じ方法が必要だ。毎日、毎日地道に繰り返すということ。もっとも、筋トレは毎日やるというより、休息日を取り、体を休ませてやる方法がよいとされている。
しかし、多くの習慣化に必要なのは「毎日」という単位だ。早起き、読書、勉強、アウトプットの(書く)習慣等々。
感謝の習慣は鍛えれば鍛えるほど強くなる。
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