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インプットは同じなのに、何故アウトプットは違うのか

今日のおすすめの一冊は、坂爪捷兵(さかづめしょうへい)氏の『和尚が書いた いい話』(致知出版社)です。その中から「ハッケヨイ ノコッタ!」という題でブログを書きました。

本書の中に「インプットは同じなのに、何故アウトプットは違うのか」という心に響く文章がありました。

同じ水を飲んでも蛇は毒を吐き、牛は牛乳を出す。何故だろう?「インプットは同じなのに、何故アウトプットはまるで違うのか?」というところに観点があるので考えてほしい。同じ話を聞いても、人によって受け取り方は様々だ。

捻(ひね)くれた人間は、素直に受け入れないので毒になる。素直な人間は、それを活かして栄養にする。物事は受け取り方しだいで、毒にも栄養にもなる。だから、素直になれよ、そう教えていると私は理解している。蛇が嫌われるように、人間、素直さがないと嫌われてしまう。

「牛飲水成乳、蛇飲水成毒」(牛の飲む水は乳となり、蛇の飲む水は毒となる/宗鏡録・すぎょうろく)

人は、同じ話を聞いても受け取り方はさまざまだ。また、病気やトラブルに巻き込まれても、その受け取り方も人によってまったく違う。見方、捉え方によって違うのだ。

たとえば、病気になって、「この程度ですんでよかった、ありがたい」と思う人もいれば、「まったくツイてない。このところ嫌なことばかりだ」とネガティブに捉える人もいる。

事実はひとつなのに、捉え方がまるで違うのだ。

渡辺和子氏の学校には「どんな不幸を吸っても、吐く息は感謝でありますように」という言葉が掲げられているという。

感謝多き人でありたい。

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