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誰かの覚悟が誰かの背中を押してくれる

嬉しいことに、図らずも自分のことと自分の好きなことを紹介してもらえた。
とってもとっても嬉しい気持ちと、少しの気恥ずかしさと勇気をもらった。


嘉晶さんに背中を押してもらったので、自分がnoteで表現していきたいことを話したいと思う。

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先日の記事でも書いたが、30歳を過ぎたころ、色々ともがいていた時期があった。(今でももがいている気がするけど…)
色んなことに手を出してみたり、出会いを求めて様々な活動に参加してみたり…。年齢だったり今後のことだったり…ナニモノにもなれていない自分に焦りと不安を感じていた。
そんな中ハマったのが日本酒だった。

なんて美味しいんだ!!と感動し、もともとお酒は飲めたので、まずは飲む飲む飲む日々。飲むだけでは飽きたらず座学にも通った。日本酒イベントのボランティアをしたり、主催側になったり、飲食店でバイトさせてもらったり、蔵のイベントに関わったり…。

とにかく日本酒に関わることをしまくった!周りからはすっかり『日本酒の人』というイメージに。この上なく嬉しかった。

日本酒のおかげで私の世界は何倍にも広がり豊かになった。

日本酒の味そのものももちろん好きだが、日本酒に関わる人が大好きなのだ。仕事では出会うことのない、年齢も職業も国籍も住んでいる土地も違う人たちと『日本酒』を介することで、バックグラウンドすべて取っ払って、一緒に飲んで笑ったらもう友達になれてしまう。そうそう伴侶にも出逢えたしねw

なかなか素面では素を出せない自分にとって、大切なコミニケーションツールでもある。(もちろんお酒が入ることで面倒くさくなる人もいる。でもそれもまたオモシロイ。)

『酒の前に人ありき』

敬愛する方がよく言う言葉。
お酒に関わる人たちの顔が浮かんでくる日本酒が好きだし、何を飲むかより誰と飲むかが大事だ。

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そんな日本酒業界はなかなか厳しい。。。
販売数量と共に消費量も年々減少。さらには廃業や稼働していない蔵が増え、数が減っていく現状…。※アルコールの消費量自体が減少しているので仕方がない部分も大きい。
ただ、伸びている分野もある。価値の基準を変える取り組みも行われ始めている。また、海外への輸出も増えている。とはいえ、やはりまだまだ厳しい状況には変わりない。

好きなモノがなくなることと、好きな人たちの悲しむ顔は見たくない。

私は造り手でも売り手でも提供者でもない。
いち消費者だ。
いち消費者が出来ることは消費することぐらい…。でも1人が消費できる量など限られている。ならば消費者を増やそう。日本酒に興味をもってもらえるよう魅力を伝える。それなら私にも出来るのではないか!

そのプラットホームにnoteを選んだ。

知り合いのいない状態で(周りはすでに日本酒好きが多いので)、自分の日常や考えていることを書きつつ、大好きな日本酒のことも書いて少しでも知ってもらいたい。そう思った。
日本酒には1を10、100…にするポテンシャルはあると思っている。でも、0を1にすることはどんなモノでも大変だ。日本酒を飲んだことがない、興味がない…そんな0の人に興味を持ってもらったり、飲んでもらうキッカケとなり、それが1になったら。。。

本当に小さな小さな動きだけど、それでも私が書いたnoteが誰かの背中を押せたなら、私が今まで日本酒から受けた恩恵に、お返しができるかもしれない。 
これが私がnoteで創作する理由と覚悟だ。

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はぁ〜。熱く書いてしまった。
ずっとずっと心に思ってたけど、自信のなさや自意識過剰からくる不安で表に出すことはなかった。
でも**ずっと言いたかったし、誰かに知って欲しかったんだと思う。 **

書こうと思ったキッカケとして、妊娠・出産・育児も大きい。
先日の記事でも書いたが、約2年お酒が飲めず、今まで自分がいた場所が遠く感じた。居場所がなくなってしまう気がして怖かった。どんどん置いていかれる気がして焦る気持ちもあった。
でもその時間があったからこそnoteのことを知り、書くことで出来ることがあるんじゃないかとと思えた。

noteに出会えてよかった。

まだまだ書きはじめたばかり。
今後も日々のことや、まとまらぬ思考も書きつつ、日本酒に関わることを書いていきたい。
日本酒のことならこの人に聞いてみようかな。そんな風に思われるように、これからも勉強して魅力を伝えていきたい。
伝える力も身につけないと!より多くの人に読んでもらえるように!
小さな草の根活動だけど、誰かに届くことを信じて。

この想いを書くキッカケとタイミングをくれた嘉晶さんに感謝を込めて。

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