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「みゆ(深癒)の物語」

2023年2月26日早朝の夢。たぶん寝る前にカップ麺を食べたせいで胃もたれ気味で、さらに暑くて寝苦しくて喉が渇いていたから、こんなうなされる夢を見たんだと思う…。
 
人が多く、賑やかな仙台駅近くの広場にいた私は、挙動不審な男をみつけた。通り魔でもしそうな雰囲気…と思いつつその人を見ていたら、目が合い、私に向かってナイフを投げつけた。私は持っていたたくさんの服が入った衣装ケースを盾にしながら逃げた。何本ものナイフが衣装ケースに刺さり、盾はボロボロになった。
数本のナイフだけが残り、それを持っていた私は、逆に通り魔と勘違いされ、警察に追われるようになった。私が襲撃されるところを見ていた人の中にはかくまってくれようとした人もいたけれど、何度も裏切られ、結局一人でナイフを持って逃げていると、刑事風の寺島進さんが現れた。
元本部長のおじさんもいて、私を助けてくれるのかと思い、二人についていくと、ピンクの毛糸のようなものがもじゃもじゃの小部屋につれて行かれ、「ここで待っていて、声を出すと外部に気づかれてまずいから、サインを覚えてね」とその部屋を管理する志田未来さんが壁に貼られたジェスチャーを教えてくれた。(まるで野球のハンドサインのような…。)「私、腰が悪くてここだとつらいんですが…」と言いかけて、周辺を見てみたら、同じようにピンクの毛糸もじゃもじゃの部屋に監禁されている女の子たちがたくさんいることに気づき、彼女たちは「ここにいるとどんどん毛糸が絡まって、身動きがとれなくなるの」とまるで蚕の繭のように毛糸に絡まっていた。怖くなった私はまだ動けるうちに、その部屋から脱出しようとした。最上階にいた私は、逃げ出す時、玉突きのように下の階にいた女の子たちのことも逃げさせることに成功した。刑事風の寺島さんと元本部長はAVにどの子を売り飛ばしてやろうかとか企みながら、にやにやしていた。
ピンクの毛糸の小部屋から逃げ出した私はひとりになり、また逃亡生活を送っていると、急に同じく逃亡者の清原果耶さんが現れ、登米に逃げたいと言うので、私は彼女を助けることにした。けれど同じく警察から目をつけられている私だけでは目立って困るから、この前助けた女の子たちに協力してもらうことにした。友だちのフリして、彼女たちとまるでサッカーでもするように、帽子(キャスケット)を足で転がしながら、清原さんを登米行きの高速バス乗り場まで誘導した。清原さん以外、バス停近くのトイレに隠れていると、張り込みしていた警察に見つかり、私はついに逮捕されそうになった。
その時、小太りのコミュ障みたいな男が現れて、警察から私を助けてくれた。彼は私を襲った通り魔の友人らしく、通り魔といさかいがあり、「俺と気まずくなったから、あいつは通り魔なんてしてしまったんだ、俺のせいなんだ、ごめん」と謝り、ニューヨークへ逃げようと言った。ぱっと見冴えないその人は実はお金持ちの社長だった。
あっと言う間に時は流れ、その人の子を産んだ私はニューヨークで召使いもいるお屋敷暮らしの奥さまになっていた。寝室にいた彼は「みゆ(子ども)が全然、ミルクを飲まないんだ」と困っていた。私が飲ませたら、みゆはたくさんミルクを飲んでくれた。あまり一度に大量に飲ませたせいか、ゲップをできず、みゆは呼吸困難に陥った。「みゆ、ゲップはこうするのよ」と教えたり、背中をさすっているうちに、みゆは意識を取り戻し、私の手を握り返してくれた。「みゆ、みゆ、みゆ…お母さんは本当は日本(登米)に帰りたいけど、あなたの中には会えない家族の血や遺伝子も流れているから、あなたさえいれば、みんなに会えてる気持ちになれるの。あなたが一番大切よ。ずっと側にいるから。ここで一緒に生きましょう」と、「みゆ」という名前を何度もつぶやいているうちに、やっと目覚めた。ちなみにみゆは哺乳瓶より小さい、手のひらサイズの小さな赤ちゃんだった…。
 
たぶん10分くらいの夢なのに、サスペンス風で疲労感が半端なかった…。

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