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人生100年時代とは言うけれど

今年51歳になりました。
私は自分の人生を75年に設定しています。なので、50歳を迎えた時、人生の最終章に入ったのだと認識。

48歳から49歳になった一年より、49歳から50歳になった一年の方が、心身の変化を大きく感じました。

諸先輩方からもそんなお話しは聞いており、覚悟はしていましたが、

どしん

とくるのです。

「Age is just Number」とは言うものの、アレ?、アレ?って。
徹夜とは言わないまでも、ちょっと前(数年前ね)まで夜更かししてでも出来ていたお仕事が出来なくなっている、身体に出てくるわけです。

開いた口が塞がらないくらい驚かれる(何名かの顔が思い出されます)50代に見えない50代の私は、周りの若い方々と同じような体力の期待はしてほしくないと、たまに年齢を口にし、労ってもらおうと策略します。

残りの時間のお話をすると、(年齢を知らない方からは)まだ若いですとか、(年齢を知っている方からは)人生100年時代ですよとか。悪気はないとはわかるのですが、無責任な発言だなぁと思ってしまいます。とはいえ、どう回答するのが正解かもわかりませんが。

ちなみに、どれくらいの方々が人生100年時代を経験するのでしょうか?

厚生労働省「完全生命表」「簡易生命表」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」の試算によると、私の世代で、100歳まで生きる確率は19%。2016年に出版された『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略』も発売と同時期に小泉進次郎さんが使用したことで広く浸透したとされていますが、]なんと、日本では2002年頃から日野原重明先生が使用していたようです。

さて、そんななか、日経クロスウーマンで現在58歳の小泉今日子さんの取材記事「残りの時間を考えた」を見かけました。

ちなみに、こちらの記事はポジティブなんです。が、それでも、このようなタイトルを目にすると、とりあえず Bucket List に記入したやりたいことは全てできないかもしれないという不安に駆られました。

私は20代の時に病気をしているので、周りの方々より、残りの時間を、いえ、人生の終わりをちょっと意識して生きている方で、できるだけ自分に正直にやりたいことをやる。行動派です。

とはいえ、計画を立てるタイプではなく、後先考えずにその時やりたいことや生きていくためにしなければならないことだけを軸に人生もキャリアも積んできた「happenstance」の結果が今なので、風呂敷広げすぎて収集がつかないことも多々。

50代になって、やっと、この方向に進んだら次に繋がるかな?を考えて、少しだけ慎重に行動しているみたいです。残りの25年で中途半端にならないかなとか、自分が去った後、周りの人に迷惑がかからないように残さないようにしないと、と考えていたら、身体の動きだけでなく、心の動きもスローダウン。

長いモヤモヤを経験した結論としては、明日、終わりです。と言われても楽しい人生だったと感じられる生き方ができるように努めるようにしています。

やはり

Live life to the Fullest

は私のモットーの一つです。

51歳になった今年、最近まで切り替えがうまくできず、モヤモヤとした時間に浸っていました。こちらに関しては、長くなるので、別の記事で書きますね。

本日もお読みいただきありがとうございました。

Have a Scentful Day!


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Hiro Nakayama l お香プロデューサー
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