子供と楽しむクラシック
私はクラシック音楽が好きです。
子供達にもクラシック音楽に親しんで欲しいという思いから、そのような音楽に触れる機会を日々模索しています。
今回は我が家がどのような形でクラシック音楽を楽しんでいるか綴ります。
楽しみ方①絵本
音の出る絵本のことです。
赤ちゃん時代から気軽に楽しめます。
我が家が持っているクラシックの音絵本を紹介します。
こちらは各ページに付いているボタンを押すと、くるみ割り人形の音楽の一部が流れます。
一部なので、全編通して聴きたい場合は物足りないですが、音楽は本格的で物語の世界観は十分に楽しめます。
乳幼児の間は音楽を楽しみ、年齢が上がってきたら絵本の物語や、チャイコフスキーの略歴等も併せて読んでみると更に楽しめると思います。
こちらは絵本に鍵盤と簡単な楽譜が付いているので、気に入った曲は自分で弾くことができます。
ディズニー曲とクラシック曲がバランス良く収録されているので、ディズニー好きなお子さんにもお勧めです。
うちの次女(2歳)は好きな曲のボタンを押して、自由に踊っています。
こちらは今持っていないけど気になっている本。
絵本とCDがセットになった内容で、絵本で曲の背景を知りながら音楽を楽しめるのがとても良いですね。
楽しみ方②テレビ
我が家がよく観ているのは「題名のない音楽会」「クラシックTV」そして今は「リバーサルオーケストラ」です。
クラシック音楽を聴かせたいけど何を聴かせて良いのか分からないという時には、まずはテレビのクラシック番組はいかがでしょう。
最初は子供と遊んでいる時や、おやつの時間等に、BGMのような感じでさり気なく付けてみるのが良いと思います。
クラシックというとかしこまったイメージがあるかもしれませんが、やはりリラックスして楽しく聴くのが一番。
子供が興味無さそうだったり、他の曲が聴きたいといった場合は無理強いする必要はありません。
しかし意外な旋律や楽器が子供の琴線にかかり、そこから興味を持つこともあります。
我が家の話で恐縮ですが、少し前に「題名のない音楽会」でドビュッシーの「雪は踊っている」という曲の演奏が流れたことがありました。
この曲を耳にした次女がひとこと
「おばけが来たみたい」
確かに!おばけが来たように感じることもできますね。
元々は雪の妖精が踊っているという設定の曲なのですが、先入観の無い子供ならではの発想も良いですね。
ドラマ「リバーサルオーケストラ」は、恋愛要素はありますが家族で楽しく観れる内容だと思います。
子供達はBGMに合わせて身体を揺らして楽しそうにしています。
楽しみ方③Youtube
今はプロの演奏家達もオフィシャルチャンネルを持ち、クラシック音楽の演奏を沢山アップしてくれています。
また、ピアノやヴァイオリン等でアニメ主題歌やヒットソングを演奏した動画も多いです。
同じ曲でも、演奏する人によって曲の雰囲気やアレンジ等に違いがあります。
お気に入りの演奏家のチャンネルを見つけて、その人の演奏を色々聴いてみる。
または同じ曲を異なる演奏家で聴き比べてみると、音楽の幅が広がります。
楽しみ方④CD
お気に入りの演奏家や作曲家が見つかったら、その人のCDを買うのも良いですね。
またはクラシックにまだ詳しくないという場合は、オムニバスアルバムを買うのもお勧めです。
最近の私の例だと、長女がヴァイオリンを習い始めた際にまずオムニバスアルバムを購入し、その後好きになったブラームスの作品が集められたCDを買いました。
楽しみ方⑤コンサート
クラシックのコンサートの中には乳幼児入場OKのものもあります。
コンサートのチラシやウェブサイト等を見て、未就学児も入場可であることが確認できたら、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
生の楽器の音はテレビやCDでは味わえない魅力があります。
赤ちゃんや小さい子供にとって、コンサートホールのような広い場所や生演奏の大きな音はびっくりして泣き出してしまう子も結構多いです。
泣き出してしまった場合は一旦外へ出て落ち着いてから入ってきてくださいねという場合と、泣いてもそのまま席で楽しんでもらって良いですよという場合と、コンサートによって異なるのでそれに従いましょう。
年齢が上がってきたら、演奏を聴く際のマナーを知る上でも良い経験になります。
私も子供達2人を連れて時々コンサートへ行きます。
演奏中は愚図ったり眠たくなったりするので大変ですが、終わった後は
「あ〜たのしかった!」
と次女が言ったり、長女もコンサートで聴いた曲がテレビで流れると
「この曲聴いたことある」
と記憶に残っているから不思議です。
コンサートは引率する親の負担が多少ありますので(子供が小さいうちは特に)
無理にとは言いませんが、もし親御さんかお子さんのどちらかが興味ががありそうでしたらぜひ足を運んでみて頂きたいです。
楽しみ方⑥習い事
音楽が好きになると、自分も弾いてみたいという気持ちが芽生えて来るかもしれません。
我が家も長女にヴァイオリンを習わせる際、どんな教室が良いのだろうかとインターネットで調べました。
大手の音楽教室、楽器店の教室、個人の教室…。
今は対面だけでなくオンラインレッスンもありますね。
それぞれ方針もお月謝も違いますし、メリットデメリットがあります。
最近は無料体験や楽器レンタルを行っている教室も多いので、その辺りから始めて、お子さんに合うものを見つけると良いと思います。
習い事は楽しいことばかりではありませんが、コツコツ練習して自分の弾きたい曲が弾けるようになった時の達成感は素晴らしいものです。
親御さんが昔楽器を習われていた場合は、お子さんも習われると親子で合奏できますし、親子で楽しめる趣味になります。
終わりに
クラシックに限らず、音楽は自由に楽しむもの。
そして子供は先入観が無いので、より豊かな発想で音楽を表現したり楽しめるのだろうなと我が子達を見て感じます。
日常生活の傍らにそっと置いておくような感じで、音楽のある生活を楽しみましょう♪
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