映画「ハヌマン」は交感神経が上がリます!(ネタバレなし)
とても調子が良いので、次に気になっていたインド映画を観てきました。
バーフバリ・RRRに続く、ボリウッド映画。強くなる系・格闘系。
※戦闘ありです。暴力シーンが苦手な方にはあまりお勧めしません。
開始3分であれ?間違えたかも?の意外なスタートから始まります。
中盤は、ややだれてしまうのですが。
後半から、ぐっ!!!!と、胸熱展開です。
あれよあれよと、「えー!」の展開が続きます。パッション全開です。胸を開いている、ハヌマンの物語。
ちなみにハヌマンは、孫悟空のもとになったキャラクターです。インドでは、とっても人気のある神様のおひとりです。
客観的に感じた点としては、1つは「音楽」の要素がとても大きいと言うこと。インド独特のリズム感と、掛け声で、オセオセ気分になります。インドの掛け声「ジャイ!」と、口づさ見たくなります。
もう1つは、信仰・神話がベースになっている一方で、ハリウッドのアメコミ要素・科学の要素・経済の要素も盛り込まれていて、全部混ぜ感が半端ない(笑)。さすが、聖と俗が混在する、インド。貫いている感じがすごい。
みおえた後は、交感神経が確実に上がります(笑)。
泣ける要素ももちろんあり、サウナ的な映画(交感神経と副交感神経の両方を刺激するので)なのかもしれないです。
しっかり観たい、と言う方は、インド神話をある程度おさらいしておくと良いかもしれません。
(バーフバリ、RRRもそうでしたが)世界三大叙事詩の一つ「マハーバーラタ」や「ラーマヤーナ」、東洋の聖書「バガヴァット・ギータ」、「ヒマラヤ聖者」系の要素で固められています。インド好きなら、細かい描写(生活風景や料理、衣服も含めて)が、とってもたまりません。
観る前に少しだけ触れておきたい、と言う場合は、比較的物語が短めの「ラーマヤーナ」をお勧めします。