Photo by buzete_a クリーニング屋 その1 1 樹 2021年12月8日 08:09 名前を呼ばれて目を覚ますと、頰が濡れているのに気がついた。どうやら泣きながら眠っていたようだった。「今回は、いつもより随分と時間が掛かってしまいましたが、きれいに消えているはずですよ」そう言われて、今いる場所が、不必要な記憶を消してくれると評判のクリーニング屋なのだと気付いた。 ダウンロード copy #小説 #ショートショート #思い出 #140字小説 #クリーニング 1 【御礼】ありがとうございます♥ 記事をサポート