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【Day 280(22/10/7】カウンセリング、奥が深いーGCDF2回目ふりかえりー

先週からGCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラムに通っています。GCDFについてと、通学を決意した経緯はこちらの記事に記載しております。

昨日は2回目の授業でした。これから備忘録の意味も込めて毎週の学びをアウトプットしていこうと思います!

多くの学びがありましたが、その中でも一番印象的であった学びについて今日はまとめていきます。

[学びのまとめ]
・話を聴くのが上手い≠カウンセリングができる
・状況情報を集めることを優先してしまうと、相手の気持ちが置いてけぼりになる
・問題解決型の頭だと、カウンセリングはできない(ヒアリングになってしまう)
・カウンセリングに答えはない

●聴くことが得意かもしれない?


高校生の時、さほど親しいわけでもなかった同級生から突然、「お前話聴くの上手いな。なんか安心して話せるわ」と言われたことがありました。なぜだか、その言葉は心にスッと入ってきて、すごく嬉しい気持ちになったことを今でも鮮明に覚えています。それ以来「話を聴くこと」を大切にして生きていこうと思うようになりました。

社会人になり派遣営業の仕事や、転職エージェントの仕事に従事するようになり、まさしく話を聴くことは自分の仕事における中心的な重要な行為を占めるようになりました。

いろんな人から「話を聴くのが上手いね」「話を聴いてもらえて整理できてありがたいよ」というフィードバックをもらうことができ、そのことを誇らしいなとも思いますし、そうやって自分らしさを活かして人の役立つことができるのは嬉しいなとも感じていました。そして、そういう能力があるのかなとも思うようにもなっていきました。

●軽く挫折・・・全然できない・・・


話を聴くの上手いと自負していましたし、仕事でも毎日キャリアカウンセリング(のようなこと)はやっているので、GCDFで求められることについても、問題なく対応できると、正直甘く見ていましたし、ナメてました。カウンセリングだろうが、コンサルティングだろうがいけんだろ、と。

2回目の授業の最後は、本プログラムにおける最初のロープレでした。私はたまたま生徒同同士ではなく、かつての受講生の方とペアを組んでロープレを進めることになりました。終わった後「それなりに悪くないかな」なんて思っていたら、いただいたフィードバックはかなり手厳しいもので、評価されたポイントは一つもありませんでした。これはショックでした。しかし、納得感のないものではなく、指摘された点は確かに日々生きているなかで、自分ができていないことで、苦手としているだったり、癖になっていることだったので、不思議と素直に受け入れることができました。

[いただいたフィードバック]
・あなたが聞きたいことを聞いているだけ
・状況把握のヒアリングばかりで、気持ちが置いてけぼりになっている

●反省と振り返り


相手を理解したい・しなければという「こちら側の事情」を優先するあまり、困ったらとりあえず状況のヒアリングをしてしまうという行動に出てしまっている。結果として、相手の気持ちは置いてけぼりになり受け手側からすると「この人が聞きたいことを聞かれているだけ」とい心境にさせてしまったようです。

カウンセリングは相当に奥が深い!私の場合、これまで転職エージェントをやる中で知らず知らずのうちに身についてしまったスタンスや思考・行動の癖があるのでそれをアンラーンしていくことから始める必要がありそうです。

ロープレの相手をしてくださった方に、「あの時どういう答え方をすれば良かったと思いますか?」と質問したところ、「うーん、正解を求めにいってはいけないんですよね。答えはないし、その時々で最適解だと思うことをやり続けてフィードバックをもらって改善していくしかない。問題解決型の頭からの切り替えが必要かもね」という回答をいただき、とてもハッとしました。

であれば、実践を繰り返すしかない。それも実験が許される場で、良質なフィードバックが得られる場で試行錯誤するしかないのだと思います。


今回の記事は以上になります。読んでくださった皆様ありがとうございます。

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