変化のスピードが速い人は、「仮決め力」がある。
1000人以上の個人事業主や小規模経営者の方のサポートをしてきて、気づいたこと。
変化のスピードが速い人は、「仮決め力」がある。
人生にもビジネスにも、「絶対的な正解」なんてない。その中でどうやって進むか。
「ちょっと違う気がする」「なんかはっきりしない」「もうちょっと考えます」
と言ったまま、何年間も同じところにずっといて迷ったままの人がいる。
一方で「いったんやってみます」と仮決めして、そこから修正を続けて進んでいく人もいる。
答えのない中、進んでいくには、自分で「仮決め」できることが大事だと確信している。
仮決め=仮説を立てる力があるから、進める
人生について考えるときは、
「わからない」は、
わからないまま
考え続けることも大事だと思う。
答えをすぐに出そうとしない。
問いを残し続ける。問い続ける。
曖昧に耐える力。
でも、ビジネスにおいては、
「わからない」なら、
いま、この時に一旦「仮説を立てる」「仮定する」ことが大事だと思う。
わからないままにせず、「仮決め」する。
頭の中で正解を探しても、どこにもない
同じ場所からなかなか進めない人は、頭の中だけで正解を探そうとしていることが多いのではないか。
誰かが言っていた、過去にこんなことがあった。
確かにそれは参考にはなるかもしれない。
でも過去は過去だし、他人は他人。
絶対的な解なんてない以上、やってみないとわからない。
ただ、そこで、何も考えず何も決めずに「えいやー!」とやってみるだけでは無謀でしかない。それは確かに怖い。
なんでもいいからやってみる、というような、暗闇を目隠しして歩くのではなくて、「今この時」にわかることの中で「仮に決める」。
自分の中で「仮説」を立てる。それは、ざっくりでいい。
仮決めから始まるループで進んで行こう
問いを立てて、仮定して、観察して、実行して、
チェックして、修正して、
新たな問いを立てて、
新たな仮説を立てて、
観察して、
実行して、
チェックして、
修正する
その繰り返し。
昔からよく言われる「PDCA」のように、
プランをガチガチに決めなくていい。
「仮決め」は、あくまでも「仮」。
大事なのはその後の「観察」の段階だ。現状把握。しっかりみる。
「仮決め」がないと動けない。問いを立てる力と同じぐらい、「仮説を立てる力」が大事だと思う。
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