なぜ、思ったほど商品・サービスが売れないのか？

2021年5月11日 07:07

私の講座やセミナーに来られる方は、

「文章を書くのが遅い」
「自分の商品サービスの良さを言葉で伝えたい」
「仕事につながる発信がしたい」
「思いが言葉にできない」など、
様々な悩みや課題をお持ちですが、

その悩みのさらに奥を掘っていくと…

「もっと商品サービスが売れたい」という結論に辿り着く人が多いようです。

なぜ、思ったほど商品・サービスが売れないのでしょう？

答えはカンタン。

「買ってくれる人の目の前に、その人が欲しい商品を、その人が欲しい価格で、その人が買いやすい方法で置いていないから」です。

商品を作ってから売るのは、遅い

どんな商品・サービスも、「お金を払って今すぐ欲しい！」と思っている人がいれば売れます。

その人が欲しいと思っている内容のものを、
その人が欲しいと思っている価格で、
その人が買いやすい方法で作って
目の前に置けば売れるのです。

ムリに売り込まなくても、相手から「買わせてください」とお願いされるのです。

では、どうすればそんな状態が作れるか？

方法は明確で、

商品・サービスをつくる前に、お客様をつくるのです。

商品サービスをつくる前に、買ってくれるお客様をつくる？どうやって？

商品サービスがないのに、お客様なんて集められないじゃんと思うでしょうか。

それができるのです。それができるのが、SNSの時代なのです。

商品サービスの差別化ポイントや、他よりいかに安いかや、本日だけのスペシャル特典をいくら語っても売れません。

そうではなくて、まず「自分の価値観」を伝える。

はじめに、「こんな人たちに伝えたい」と思う相手を決めて（ものを売りたい相手ではなくて、これからの人生をかけてどんな人に役立ちたいかという視点で決めます）その人たちに対して、自分の価値観、人間性と、その人たちに役に立つ情報をどんどん出していく。

そこで「この人の視点が好き」「この人の考え方が好き」「この人みたいになりたい」「この人をフォローしていたらなんかいいことがありそう」と思われる人になる。

とくに自分に発信することがないなら、テーマを決めて、「自分のフィルター」を通してものごとを編集するのもOKです。

情報があふれかえっている時代、「私にぴったりの情報」だけを集めて編集してコンパクトな形にして出してくれる人は重宝されます。（人間性を出さないとファンは増えませんが）

そうやって、自分のファンや熱心な読者になってくれた人に、商品サービスを売っていけばいいのです。

それもいきなり売るのではなくて、そのファンの人たちと一緒に商品作りからしていけばいいのです。

ファンの人たちが「本当にお金を出してでも今すぐ欲しい」ものが作れれば確実に売れます。

商品やサービスを作ってから、「これ、誰に、どうやって売ろう？」では遅いのです。

商品サービスを作ってから「これ、どんなキャッチコピーにしよう？」と考えているから、なかなか売れないのです。

商品サービスをつくったり、追加で勉強したり、そんなことは全て、ファンを作った後でできること。

思ったよりも商品やサービスが売れない、セミナーやイベント、教室に人が集まらない、という方は、一度、その発想を逆転してみてください。

商品サービスをどう売るか？　ではなく「人として選ばれる」ための文章の書き方とマーケティングの本です。

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