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「わかりやすく説明」しても、読まれません。

「私のやっていることを、わかりやすく説明したい」
とよく相談される。

でも、その前に大事なのは
「あなたのやっていることを知りたいです」と思われることだ。

興味のない人の「やっていること」を「わかりやすく説明」されても、聞こうとは思えない。

スルーされるだけ。


どんなにわかりやすく説明しても、スルーされる理由。


「私のやっていることを、わかりやすく伝えたい」
と人は言う。

でも、どんなにわかりやすく説明しても、
それがどんなに正しくても、
人の気持ちは動かない。
相手は見ても聞いてもくれない。

正しく、わかりやすく、伝えるよりも大事なこと。

「正しさ」だけで、人は動かない。



人は、「自分が今、興味のあること」にしか興味がない。



興味のないことに対して、
どんなに丁寧に、わかりやすく、親切に
伝えられても、
耳に入ってこない。目に入ってこない。

スルーされるだけ。

わかりやすく説明する前に、
振り向いてもらう必要がある。


「あ、これ、私のことだ」
「どうして、こんなに私の気持ちがわかるの」
「まさに、自分が求めていたものだ」
と思われないと、
説明は永遠にスルーされる。


矢印を、自分ではなく「相手」に向ける



自分のやっていることや、
自分の商品・サービスを、どう伝えるかの前に、
「相手の興味」に興味を持とう。

自分や自分の商品・サービスのことや
自分の発信がうまくいく・いかないに
ばかり目を向けず
相手に目を向けよう。

相手の求めているものが、つかめれば、
説明が下手でも、相手は自分から動いてくれる。
流暢に話せなくても、相手は丁寧に聞こうとしてくれる。

話すも書くも、「相手が何を求めているか」が全て。


どんなに話し方のスキルを磨いても、書き方のテンプレートを手に入れても、「相手が何を求めているか」をつかめなければ、自分の思いが相手に伝わることはない。
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