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私と小鳥とドーナツと🕊🍩

この日の代々木上原計画。

harittsでドーナツをテイクアウト

図書館に向かいながらベンチを探す

ベンチでドーナツを食べる

図書館で卒論を書く

次のお店へ

とこんな感じだった。


ということで、最初の目的地、harittsへ。

古民家を改装して作られたドーナツ屋さんは、インターホンもそのまま。


店内にぶら下がった円形のシュロたわし。

これがドーナツに見えちゃうくらいドーナツ愛に溢れたオーナーなのか??

もしそうだとしたら、あまりにもキュートすぎてお店まるごと推せる。



今日はシナモンカレンズを注文。

シナモンって名前もかわいいし、
匂いを嗅ぐだけで幸せになれるし、
中毒性のある魅惑のスパイス。


お店を出て、図書館に向かうついでに、
ある施設内の広場でベンチを発見。


ふぅ〜っと腰を下ろして、さあさあついにご対面。

青空の下、太陽に照らされたドーナツをパクッ。


もちっふわっとした生地にうずくまったせいで
身動きがとれない唇にまとわりついたシナモン。

家具屋さんのソファーやベットに座った途端、
予想以上の沈み具合で、
あわわわ〜っ、こりゃ動けないや〜
ってなる、絶対に誰もが経験したことのある、あの感じ。

そして、唇についた幸せのパウダーを一粒たりとも落とすまいと、上を向いてペロッ。


もちっふわっペロッを繰り返し楽しんでいたら、いつのまにか食べ終わっていて、
袋の下にたまったシナモンの名残惜しさから、
シナモンを口にさ〜っと流し入れようとしたけれど、
思いのほか袋が大きくてそうするわけにもいかず、ここは公の場だぞ?と思いとどまった。

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計画でいえば、次は図書館に向かう予定だった。

だが、この広場はうるさすぎず、
ほどよい個人空間を作れて、
読書なんかをしている人もチラホラ。


もしやここで卒論できるのでは?と思った私は、
パソコンを取り出し、画面を開く。



ん?これは最高だな??


結局そのまま卒論作業をすることになった。

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木陰で、心地の良い暖かさで、
少しだけ涼しい風が吹いて、小鳥が鳴いている。

合間には、持参した水筒に淹れたあったかい紅茶を飲みながら、
遠くを見つめてぼ〜っとする。


こんな幸せなことがあるのか?

卒論へのやる気もより一層みなぎって、
この世の全てにありがとうと言いたくなった。

___________

一段落ついたところで、パソコンを閉じ、
ここで過ごした幸せな時間を噛み締め、心はスキップしながら次のお店へ向かった。

(続く↓)

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