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卸がメインだと「コンセプト」も「ターゲット」もピンボケしたSNSになりやすい

ブランドを立ち上げている女性経営者の中には、
「ブログ、SNS、ECのコンセプトがバラバラで統一感がない」
「どのコンセプトがターゲットにささるかわからない」

と悩む方がいます。

じつはこの現象、メイン販路が卸(BtoB)の場合は特に起こりやすいです。

「卸のお客様の手前、大人しくしてようかな」「SNSを頑張っているが売上につながってる実感が全くない」という方、この記事でマインドが変わり明日からのSNS投稿がパキッ!とターゲットにささるようになるかもしれません。

卸先の目が気になる…

「SNSやWeb集客したいんだけど、卸先の目が気になるんですよね。
メーカーのうちがあまり宣伝しちゃうと、卸先のお客様を横取りしちゃうことになるじゃないですか。なんか気が引けてね…」

こう思うのは当然ですよね。
ただね、一つだけ本当に理解してほしいのが、Webだからって、こんなのんびりして売上伸ばせる時代ではないんです。

取引先を気にするな、という訳では決してありません。
ただ「卸は卸」「小売は小売」で頭を切り替えて戦略を立てないとビジネスとして成り立ちません、ということです。

ファッションも美容も食品も、卸メインだったメーカーが小売に軸足を移しています。

「小売に力を入れるのは申し訳ない」ではなく、ECサイトの戦略を立てるときに卸先に迷惑をかけない配慮をすればいいのです。

例えば、メーカーが割引をしまくっていたら卸先のお客様を横取りすることになってしまうだろうし、ブランディング的にもマイナスです。

こういう戦略は避けるべきですが、メーカーも自社で商品を販売していく努力が必要な時代です。

誰に向けての投稿?

まずSNSやブログをなぜ頑張っているかというと、集客のためですよね。
集客以前のお話としてちょっと考えてみてほしいのですが、今まで誰に向けて投稿してましたか?
なんとなくアカウントを作って、なんとなく知り合いの社長と食べたランチとか、キレイな夜景とか投稿していませんか?

じつはこれ、投稿をしているのに集客できてないという人たちの共通点です。

集客したいなら「コンセプトを明確にする」しかない

では、どうしたらいいのか?

「コンセプトを明確にする」しかありません。

お花の写真とか、今日のファションとか、商品と関係ないものを載せても知り合い意外に共感されません。
(ECで販売してるものはもちろんOKですよ)

反応がないのはあなたが発信しているSNSが下火になっているのではなく、やり方や順番が間違っている場合が圧倒的に多い。

人気ツールはすぐに参入過多になります。
アカウント数が増えて、1アカウントの影響力はあっという間に低下してしまうので、フォロワーを増やすよりも濃いファンを作っていくべきです。

そのために必要なのが「コンセプトを明確にする」こと。
コンセプトが明確になればターゲットも決まります。

「コンセプト」も「ターゲット」もピンボケしてる時は

いざ発信しようとすると「コンセプト」も「ターゲット」もピンボケしていることに気が付くでしょう。

これはね…もう、覚悟を決めて見直すしかありません。
何歳くらいで、年収は…、好きなものは…って、マーケティングの本に書かれているようなことを並べても見込み客には届きません。

  • あなたの商品は、その人のどんな悩みを解決したのか?

  • あなたの商品があることで、その人の生活は具体的にどう変わったのか?

生活が豊かになったとか、長年の悩みが解消したとか、生きやすくなったとか、そんな抽象的なことは言わないでくださいね。
もっと具体的にどう変わったのか、Befor→ Afterを明確にしてください。

たった1人に向けて放つ具体的な言葉が、感動と共感を呼びます。

メーカーだからこそ『専門家』として、あなたの商品ができる悩み解決を発信してください。

  1. 「卸は卸」「小売は小売」、戦略は別に考える

  2. 「コンセプト」と「ターゲット」を明確にする

  3. 商品で解決するお客様のBefor→ Afterを明確にする

  4. 明確にした悩みを、発信していく

驚くほど反応変わりますよ。



いただいたサポートは、より良い発信のための経験や勉強代にしていきます。