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今週のEC界隈よもやま話(2022/11/26)

某スタートアップ企業の炎上問題について。スルーしようかと思ったのだが、これは今後のスタートアップやベンチャー企業にとって広報の在り方と組織運営の非常に重要な問題が詰まっていると感じたので、メモとして残しておくことにした。

炎上の経緯はすでに色々な方がまとめられているのでそちらを見ていただきたい。

問題となっている社長noteだが、事実がどうであったかは当人達にしかわからないのだが、会社を社員を守りたい想いが強く出過ぎてしまっている印象だ。社長の発信についてもすでに色々な方が書かれているので上記を見ていただくとして…
スタートアップ企業もこうした危機を起こさない、起こった時にスムーズに動けるための体制づくりは今後必須だなと感じた。

だが、布の服装備で大海原に出ていき鎧の敵と戦うスタートアップにとって、どこまで準備ができるのだろう?
スタートアップが現実的にできる、リスクマネジメントと広報を考えてみた。

以前私もベンチャー企業にいた際は兼任広報だった。
スタートアップやベンチャー企業は他のメイン業務と広報を兼任している場合が多く、リスクマネジメントを進める余裕はないのが現実だろう。
だが、こうした炎上が増えているのを見ると、スタートアップだから許されるという領域ではない問題があることを自覚し、会社としてどう動いていくのかを決めておくべきだ。

デリケートな事案の場合、会社としてメッセージを出すのであれば、
『どこの目線で発信をするのか』
は非常に気をつけなくてはならない。

そうでなくても、発信者の目線やどの立ち位置方から言葉を発するのかは文章を書く上でとってもとってもとっても大切で(3回言った)、事柄や対象者や読み手への心遣いを忘れてはいけない。

きっとこの炎上をきっかけに、自社の発信や緊急事態の体制を見なす会社も多いと思う。
1年に1回でも、緊急事態が起きた際の研修や話し合いを持つべきだ。

社外にPRするのだけが広報ではない。

だけどどこのポイントを押さえておけば良いの?は、この動画が非常にわかりやすいのでぜひ参考に。
できることはすぐに準備を。


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