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「2026年開学 『京都センテニアル・パーク大学』物語」を公開するにあたって
逸る気持ちが歩き方にも出ている。
京阪淀駅、そして駐車場・駐輪場とあちこちから、必勝を祈願する人々が競馬場を目指している。
鳥打帽、耳には赤えんぴつ、皆んなよく似たウインドブレーカー。
熱心に勉強した競馬ブックがそれぞれのポケットから顔を出している。
その比率はおっちゃんが多くを占めていた。
彼らがなかなかの研究家であることは、幼稚園に通う前の私でさえ分かった。
記憶にあるのは、昭和55年頃からだろうか。
たまに父に連れられて芝生が広がる大きな広場に行っていた。
その際には、茹で過ぎたゆでたまごを買い与えられていたこともよく覚えている。
父よ、三子の魂百までである。
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