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老化の原因「ストレス」 ストレス改善|食べて若返る食材成分を公開!



ストレスで悪いエクソソームが生まれる

エクソソーム自体は数千種類存在するのです。
また1つ1つのエクソソームの中にある遺伝子「マイクロRNA」がターゲットにしている遺伝子がさらに1000個、2000個と存在するのです。
そしてエクソソームにも良い悪いが存在するのです。
代表的な悪いエクソソームは、「ストレス」によって生まれてきたものです。今のストレス社会において、私たちが抱えたストレスを食品によって改善できる研究が進んでいます。一体何を食べたら改善するのでしょうか。

ストレスと老化

ストレスを抱えているだけで寿命が短くなる研究発表もあります。しかしながら日常を過ごす中で、ストレスってなくなれ!と思ってなくせるものでもないですよね。何か効果的に軽減できるものがないかと探し
ていましたら、これから紹介する成分にその効果があることがわかりました。
今日は食品でストレスを改善できる。そんな研究のお話です。

1つ目にご紹介したい食品「GABA」

GABA=神経伝達遺伝子で、脳の中で働く因子です。それを食べ物として食べても脳機能改善効果、ストレス軽減に効果があることが研究の結果わかってきました。
また最近はGABAが入ったお茶も記憶機能も改善することがわかっています。年齢を重ねると気になる、認知・脳機能の低下などを食べ物、飲み物で改善ができるのです。
また、GABAは体に取り入れると、腸管を活性化し、エクソソームを出しますが、同時に筋肉細胞も活性化させ、筋肉細胞からもエクソソームを出すのです。Wで効果があるという優秀な成分です!

2つ目にご紹介したい食品「ざくろ」

日本の研究者ではザクロについての研究発表はあまりないのですが、ヨーロッパでは非常に多くの研究発表がされています。例えば、ザクロの抽出物=ザクロジュースを1日1杯くらい飲んでおけば脳機能が改善するという論文があるのです。楊貴妃も愛したという話で有名な食材ですね。

しかしながらザクロは日本ではあまり手に入らない食品ですよね。ザクロにの有効成分がいくつか入ってる中で、紹介したいのがウロリチンです。
ウロリチンは高ポリフェノールの一種で、ザクロのエラグ酸という成分が腸内細菌で分解されてウロリチンになるのです。

ウロリチンは何に効くの?

ウロリチンが腸管細胞を活性化して、脳機能を活性化させさらに筋肉細胞や皮膚細胞も活性化するのです。ウロリチンを食べることで全身のアンチエイジングが叶うのです。そこにもエクソソームが関わってきているのです。

ザクロを食べても2人に1人しかウロリチンを体内で作れない

ザクロを食べれば、全員がウロリチンを腸内で生成できるかというと実はそうでもないこともわかりました。ウロリチンを作ることができる腸内細菌を持ち合わせてない人が半分なのです。毎日ザクロジュースを飲んでいても半分の人が効果がないという・・・。なんか効かないなという方もいらっしゃるということですね。
では、どうしたらいいの?
結論ウロリチンそのものを飲めばいいそうです。
筋肉・脳・皮膚に効果が現れるということです。飲んでみる価値はありそうだと筆者は思いました。

浴びてしまった紫外線対策にウロリチン

シミ・シワが修復されるという結果が出ているそうです。
皮膚の細胞にウロリチンをかけるどういうことが起こるかという研究のお話を少し。長寿遺伝子が活性化されるということがわかったのです。
長寿遺伝子が活性化されると、傷の入った細胞を治してくれるのです。そ細胞の傷はどうして起こるのかというと、紫外線なのです。紫外線を皮膚の細胞に当てると皮膚のDNAがズタズタになります。それを、ウロリチンをかけることで治るということが研究で発表されました。
言わずもがな、皆さんもご存知、紫外線は老化の大敵ですね。
健康寿命延伸のためにもしっかりと紫外線ケアも心がけたいです。

研究について

どの食品に含まれているのかを調べるこの研究は非常に難しく、時間と手間とお金がかかる研究です。ではどうやって絞り込んで機能改善がわかったのか。それは、これまでの日本の伝承に注目し、そこから食の素材を絞り込んで効果について研究されていったのです。
ご紹介した成分は一部で、食べて若返る効果のある食材の研究はこれからも増えていくことでしょう。

筆者は、ポリフェノールとして、他に、赤ワイン(カベルネソービニヨン)、ナッツ、ブルーベリーなども日頃から取り入れています。
皆さんの健康長寿のお役に立てる記事になっていますように。
それでは、また。


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