見出し画像

あなたの作品を海外へ販売してみませんか?【Etsy】で1,000件以上の販売実績を持つ私がEtsyをおすすめする理由


こんにちは。ハンドメイド作家のHirokoです。

結婚を機にドイツへ移住し細々と始めたEtsyも、気付けば販売数1,000件を超えていました。この記事では、そんな私が日本の作家さんにEtsyをおすすめする理由についてお話ししたいと思います。


私のEtsyショップページ


ちなみに私は「小規模事業主」として登録しているので、ハンドメイドは本業ではありません。ドイツではバレエの先生のお仕事もしているので、あくまで趣味の範囲ではあるのですが、それでもこれまでドイツやEU諸国のお客様の元へ、たくさんの商品をお届けすることができました。だいぶ経験値も上がってきたところで、これまでの体験から私が学んだこと、感じたこと、気付いたことなどをまとめ発信することで、今後Etsyでの販売を考えている方のお役に立てればなと思います。



Etsyとは

Etsy(エッツィー)はアメリカの企業で、ハンドメイドやヴィンテージ品などを売り買いできる、世界規模のマーケットプレイスです。日本ではまだ馴染みのない方も多いかもしれませんが、特にハンドメイド好きな方の間では、海外では有名なサイトです。私もよくプレゼントを購入するのに、客としてEtsyを利用しています。
アカウントを作成してショップを開設することで、あなたが作った作品を世界中のお客様に届けることができるのが魅力です。

おすすめ理由① 販路を広げれば売り上げアップが見込める

ハンドメイド作家のほとんどが、minneやクリーマなど国内のマーケットプレイスを利用して作品を販売していると思いますが、この記事をご覧いただいているということは、少なからず海外販売にも興味があるということだと思います。「作っては売れ、作っては売れ、で今は手一杯!」という方はさておき、もっと売れるようになりたいと考えているのであれば、単純に売り場の数を増やせば売り上げアップが見込めます。しかもそれが海外ともなれば、お客様の数が一気に増えるというのはご想像の通りです。今国内のマーケットプレイスで思うように売れていない方も、Etsyでしたらチャンスがあるかもしれません。

おすすめ理由② 日本では見慣れた商品も、海外のお客様にとっては珍しいもの

例えばあなたが布小物の作家さんだとしましょう。国内で生地を買うと、似たような作品を販売している作家さんと柄が被るのは避けられませんよね。どこでも手に入る生地で、いわゆる普通のポーチやトートバッグを作っても、なんだかどれも似たような作品になってしまうというのは、あるあるだと思います。その結果お客様は、似たような作品を売っている A,B,Cどこのショップで買おうかと検討を始めます。比較の対象としては、価格(送料)、レビューの数、発送までにかかる日数、写真の綺麗さ、商品説明文の充実度などがあげられます。中にはポーチ1つ数百円で販売する人もいますし、作家歴が長く沢山レビューがついている方もいますから、ライバルは非常に多いです。始めたばかりの作家さんにとっては特に厳しいでしょう。しかしこれが海外のお客様に向けた作品だとしたら話しは変わってきます。日本では見慣れた生地であっても、「私の国ではこんな素敵な生地見たことない!」と思っていただけるかもしれません。あなたにとっては当たり前で、国内では埋もれてしまうようなデザインだったとしても、海外の方にとっては珍しいものも多く、それは沢山のお客様が心待ちにしている作品かもしれません。
これは、あなたが日本の伝統的な文化や技法を取り入れた作品を作っている場合にももちろん当てはまります。水引や折り紙を使ったアクセサリー、書道、着物のハギレを使った作品、食品サンプル、かんざし、手毬、和食器、など、今日本国内で思うように売れていなくても、海外では大きな需要があると思いませんか?

おすすめ理由③ 高価格に設定しても、海外のお客様には買っていただける

連日沢山の外国人観光客が来日している様子がニュースで報道されています。円安の影響もあり、彼らにとって日本の物価はとても安く感じられるのです。これをハンドメイドで活用しない手はないと思いませんか?
Etsyで是非、あなたと似たようなジャンルの海外の作家さんの作品を見てみてください。多くの作品が、きっとあなたが設定している価格より高いと思います。今、日本は安い国になりつつあります。「本当はもっと高くしたいんだけど、minneだともっと安い人もいるし。。。」と価格に悩む作家さんは多いでしょう。しかし海外に視野を広げて販売すれば、あなたの大切な時間や技術を注ぎ込んだ作品を安売りせず、正当な価格で買ってもらえるチャンスがあります。Etsyのお客様は、チェーンの雑貨店やアマゾンなどでは手に入らないような、上質で唯一無二な作品を探しています。多少高くても本当に気に入ったものがあれば買っていただけるので、是非自信を持って販売してみませんか?

おすすめ理由④ Etsyは日本語にも対応


海外販売と聞いてまず思い浮かぶのが「あ、でも私英語話せないし・・・」という不安ですよね。Etsyは、ウェブサイト上で言語や通貨が設定できるので、作家やお客様がそれぞれ自分のデバイスからEtsyを開くと、設定した言語で表示されるようになっています。機械翻訳されたようなカタコトの日本語ではないので快適に使えます。そのため言語を日本語に設定しておけば、ショップの編集や商品掲載など、作業は全て日本語で行うことができますから、これだけでもEtsyを始めるハードルはかなり下がると思います。

例えば、オーストラリアの方がスペインのショップを見つけたとします。商品説明欄を見てみると、全てスペイン語で書かれているのですが「翻訳」というボタンをクリックすれば、瞬時に英訳されるというわけです。

上の写真は、実際に私がフランスのお客様から頂いたお問合わせ文です。このようにプライベートメッセージもクリック一つで翻訳できるので大変便利です。これらの部分は機械翻訳なので多少カタコトにはなりますが、大体の意味は理解できると思います。(ちなみにファニーパックはウエストポーチのことで、広告とは商品ページのことと推測できます。またパターンとは英語で柄という意味です。)
私が返信するときはお客様の言語に合わせているので、このときはGoogle翻訳で翻訳したフランス語をコピペして返しました。どうやら通じたようで(笑) 無事購入へと繋げることができました。こうしてEtsyでは、言語の壁を越えてスムーズにお買い物ややりとりができるようになっています。便利な世の中ですね。
というわけで、Etsyの機能やGoogle翻訳を使えば、作業やお客様とのやり取りはなんとかなる、ということが少しでもお分かりいただけたでしょうか。

おわりに


今後もnoteでは、引き続きEtsyの販売ノウハウをお伝えしていきます。有料記事も制作予定ですが、実践していただくことですぐに元が取れるような有益な情報でまとめていく予定です。是非フォローして楽しみにお待ちくださいね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?