ツカモトヒロキ|Ash & Co.
雑文【ざつ-ぶん】〔名〕気楽に書き流した文章。 日記、時事ネタ、雑感、エッセイ……要するに、とりとめのない雑文です。
実際に英語で会話するときにいちばん戸惑うのが相槌やちょっとした受け答えだ。そして最近、この「話し始めのひと言」で迷うことがスムーズに会話できない理由のひとつなのだと確信した。 そこで、これらの「ちょっとしたひと言」をリストにまとめることで自身の英会話トレーニングに役立てたい。使い勝手の良さそうなフレーズも加えてゆく。 英語が得意な方やネイティブの方、使い方やニュアンスに違和感があったり間違いがあったらぜひご指摘ください。また「こんなのもあるよ」といったアドバイスなど積極的にお待ちしてます。
1994年、大学の夏休みを利用してパリに短期留学していたときの日記を、全40話の連載形式でマガジンにまとめたものです。 毎回「編集後記」として、現在の自分が当時を振り返っての思いや補足説明などを添えています。 初めて読む方はぜひ「Prologue (1998)」から時系列順にお楽しみください。
気に入ったモノしか身の回りに置きたくないので衝動買いはまずしないし、慎重に選びたい。それでも失敗することはある。 僕が実際に使ってみて良かったモノ(と残念だったモノ)を紹介しています。
Threadsだったかな、金木犀についてのポストが(多すぎてってことだと思うけど)気に障るとか辟易するとかっていうスレッドが話題になっていたみたいで、重ねて最近では「北海道には金木犀がない」という話題も盛り上がっていたようだ。 僕は四季の中でも秋がいちばん好きなもので、金木犀の香りが空気に混じるのを感じると、ようやく本格的な秋が近づいて来たぞと密かに喜んでいる──と言えば日々を丁寧に暮らしているような印象だが、正直に白状すると、金木犀の香りが初秋の楽しみとなったのは40代に
お先にどうぞ。ドア、エレベーター、レストラン、etc… 関連表現Go ahead. このマガジンについて実際に英語で会話するときにいちばん戸惑うのが相槌やちょっとした受け答えだ。そして最近、この「話し始めのひと言」で迷うことがスムーズに会話できない理由のひとつなのだと確信した。 そこで、これらの「ちょっとしたひと言」をリストにまとめることで自身の英会話トレーニングに役立てたい。使い勝手の良さそうなフレーズも加えてゆく。 英語が得意な方やネイティブの方、使い方やニュア
昨日から肩が痛い。五十肩ではなく、鎖骨の外側の端辺りが少し赤くなっていて、シャツが触れるとチリチリと痛む。そして誰に対するでもなく、こっそりと誇らしげでもあるのだが(笑)、そんな密やかな高揚も痛みとともに少しずつ落ち着いてきた。 実は一昨日の日曜日、神輿を担がせていただく機会があったのだ。結婚してこの街に引っ越してきて以来色々とお世話になり、娘が生まれてからはこの街のじぃじとして可愛がってくださる方が「良かったら担ぎに来いよ」と声をかけてくれたのだ。 実に40年振りのこの
1994年8月24日 クラスが終わった後で、Montparnasseのスポーツショップで弟への土産にParis Saint-Germain(パリをホームグラウンドとするサッカーのクラブチーム)のユニフォームを買った。 何だか知らないけれど、とても疲れた。 le 25 août → 編集後記不慣れな言葉、不慣れな街、初めて体験する様々なこと。「夏の疲れ」というひとことでは言い表せない、あまりに情報量の多い時間を過ごしたことによる疲労が表面化してきた頃合いです。それでも
嫌がらせのように日本列島を舐めている台風10号、各地で大雨や土砂災害の警戒情報が発表されているようですが、皆さんのお住まいの地域はいかがでしょうか。くれぐれも怪我などされませんようお過ごしください。 傍らに置いた筆を再び執るさて、ここでコンスタントに文章を書かなくなってから気がつけば半年以上もの時間が流れてしまった。 雑文を書き流すことをそれなりに楽しんでいたにもかかわらず、なぜ書かなくなったのか。理由は大きくふたつある。ひとつは仕事の環境が少し変わった兼ね合いで書くため
1994年8月23日 目が覚めると11時半だった。やってしまった。とうとうクラスを休んでしまった。一度休むとクセになりそうなので絶対に休まないようにしようと思っていたのだが、とうとうやってしまった。やれやれ。ゼンももちろん休んだ。彼はクラスにはそんなに出席したがっている訳ではないので(友達は好きなんだけれど)、僕が欠席して彼だけが出席するということはまずないだろう。 ゆっくりとシャワーを浴び、軽く食事をしてからふたりでレ・アールへ行った。ゼンは父親への土産にセルジオ・タ
昨日、誕生日を迎えて49歳になった。 3月11日といえばご存知の通り東日本大震災があった日で、例年、あの当日の友人の言葉を引き合いに出してこの文章を書き始めていた。でも今年は40代最後の年ということで、少し毛色を変えてみようと思う。 自分自身の「老い」について触れている文章だけど、決して悲観的な内容ではなく、むしろ前向きなものであることを最初にエクスキューズしておきたい。 歯を抜いた話先日、右上の一番奥の歯を抜いた。この歯は以前からちょっとした問題を抱えていて、かかりつ
1994年8月22日 頭が少し重い。でも二日酔いではない。僕は二日酔いにはならない体質なのだ。酒は強いわけではないのですぐに酔うけれど、しばらくすると回復する(※後日注:今思えば、これは立派な二日酔いだった)。 ゼンはすっかり二日酔いだったらしく、クラスには出席せずに学校のカフェテリアで寝ていた。もちろん、ナツメさんには内緒である。 20時にサン・ミッシェルで待ち合わせ。明日はブルノーの誕生日なのだが、何故か1日早くパーティをやることになったのだ。しかし、22時くら
一年の計は元旦にあり。厳密に元日の朝とは言わないまでも、毎年の始まりにその年の目標ややりたいことをのんびりと(日本酒を舐めながら)考えている。そうして吟味した目標や計画はSNSや周囲の人間に対して公言するものもあるし、胸に秘めて密やかに進めるものもある。そしてもちろん、それらのすべてが完遂されるものでもない。目標というものには程よい「ゆるさ」が必要だ/欲しいと常々思っている。 さて、恒例の書き出しで始まった年始の散文。 年男としての一年が過ぎ去り、今年は49歳になる。「4
先日、妻が1本のショート動画をシェアしてくれた。マーク・パンサー氏がアヴォカドに貼られたシールについて語る動画だ。 マーク・パンサーと言えば、かつてはMEN'S NON-NOの初代専属モデルとして活躍し、1990年代からはglobeのメンバーとして一世を風靡したことは説明するまでもない。 世代的にど真ん中でその活動を見ていただけに、最初は「健康生活研究家」という肩書きの意外性で動画の内容が頭に入ってこなかったんだけど、実はとても重要な情報を発信されていた。 シールの数字
明治安田生命の名前ランキングによると、2023年の1位は男の子が「碧」、女の子が「陽葵」とのこと。「陽葵」は「ヒマリ」「ハルキ」など多様な読みがあるようで、初見ではまず読める気がしない。 それはさておき。ウチの娘の名前は、実は僕が17歳のとき――娘が誕生する27年も前――に発案したものだ。高校2年の時に友人と「将来自分に子どもができたらどんな名前が良いか」という話題になり、かなり真剣に考えたのだ。 小学校で習う漢字で子どもでも書きやすく シンプルな読みで グローバル感
1994年8月21日 11時半に目が覚めた。そしてバス・ルームへ行き、バス・タブに湯を張ってゆっくりと湯に浸かった。リラックス・タイム。その後は、何をするともなくのんびりと過ごした。 夕方になると、相変わらず「ランデ・ヴー」でハイネケンを飲む。その後ヨシさんをアパルトマンに招き、ライティング・ビューローの完成記念にシャブリのグラン・クリュを開けた。 このワインは、結構きちんとした代物らしい。辛口の白として有名なChablisの畑の中でも、本当に猫の額ほどの土地からしか
我が家ではほぼ毎日、コーヒーをハンドドリップしている。わりとしっかり濃いめに淹れたコーヒーをHARIOの耐熱ボトルに1本分、だいたい650mlくらいか。夫婦ふたりで飲んでいると1日〜1日半くらいでボトルが空になる。 ちょっと濃いめ、からの僕はそれを氷を詰めたグラスに注いでアイスコーヒーにする。寒い日には少しお湯を足して温めて飲む。言ってみれば、エスプレッソではなくドリップコーヒーでアメリカーノを楽しむような具合。そうすると、濃いめに淹れられたコーヒーはアイスでもホットでもち
とんでもないです。どういたしまして。Thank you. への返答として。 はい、構わないですよ。「〜してもいいですか?」に対して快諾する。 いえ、全く。Yes / No の質問に対して、完全否定で返答する場合。 関連表現文中で使うと完全に否定する表現になる。強い意志表示になるので使い方に注意する。 このマガジンについて実際に英語で会話するときにいちばん戸惑うのが相槌やちょっとした受け答えだ。そして最近、この「話し始めのひと言」で迷うことがスムーズに会話できない理由
今年の春先に、特に深い理由もなく「しばらく髪を伸ばそうかな」と思い立った。 夏前に長めのボブを越えて後ろで束ねられるようになり、7月のアタマには妻に頼んでバリカンでツーブロックにしてもらった。最初は「責任が持てない」と固辞されていたのだが、失敗したら美容室に行くだけだよと頼み込んだのだ。今では慣れたもので、2週間に一度くらいのペースでバリカンを操って手入れしてくれている。 これまでも髪を伸ばしたことは何度かあるけど、後ろで束ねられるほどの長さを4ヶ月以上もキープしたのは初
1994年8月20日 9時起床。9時半に「サン・ジャン」へ行き、朝食代わりにカフェ・オ・レを飲む。そしてその足で、パリ郊外にあるIKEAに行った。 IKEAというのは、スウェーデン出身の巨大な家具屋である。北欧らしいシンプルなデザインの家具が、これでもかというくらいに広い倉庫のような店内に所狭しと積み上げられている。組立式のものが多い。 ナツメさんは今、ロー・テーブルで仕事をしているのだが、膝が痛いのでロー・テーブルの下にチェストを入れて椅子に座って仕事ができるように